2017年01月06日

激動する世界情勢を問う(1/5)

目次
(1)世界中で衝撃的な出来事が相次いだ2016年
(2)いわゆる「グローバル資本主義」に苦しめられた民衆の怒りの爆発
(3)各国で相次ぐ強権的指導者の登場
(4)アメリカの衰退による地政学的な混乱の深まり
(5)世界歴史の大きな流れを視野に、混迷を前向きに打開する努力を

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1)世界中で衝撃的な出来事が相次いだ2016年

 2016年は、世界中で、これまでの常識を覆すような衝撃的な出来事が相次いだ1年であった。

 それを象徴するのは、何といっても、11月8日に行われたアメリカ大統領選挙の結果であろう。移民排斥を煽るような人種差別的な発言、女性蔑視的な発言を繰返して物議をかもしてきた共和党のドナルド・トランプ候補が、女性初のアメリカ大統領を目指した民主党のヒラリー・クリントン候補に「圧勝」したのである(*)。全米屈指の「不動産王」と称される実業家で、公職経験のないトランプは、2015年6月に大統領選挙への出馬を表明した当初においては、単なる泡沫候補としてしか見られていなかった。トランプが、共和党の予備選挙において、ジェブ・ブッシュ、マルコ・ルビオなど本命とされた候補者を退けて指名を獲得したこと自体が一般的には驚きをもって迎えられたのであるが、本選挙においても、大本命とされたヒラリー・クリントンに勝利してしまったのである。ほとんどのメディアが、世論調査の結果などを踏まえて、直前までクリントンの勝利をほぼ確実なものとして予想していただけに、これを覆すトランプの勝利は、巨大な衝撃として受け止められたのであった。また、本選挙に先立つ民主党の予備選挙においても、大本命候補とされたクリントンに対して、「民主的社会主義者」を自称するバーニー・サンダース候補が、学費ローンの重い負担に苦しむ若者たちの熱狂的な支持を受けて、あと1歩というところにまで迫るような大健闘をした。サンダースも、当初は泡沫候補としてしか見なされておらず、こうした大健闘は大方の予想をくつがえす出来事であった。アメリカ大統領選挙のこうした展開については、格差と貧困が広がるなかで、エスタブリッシュメント(既得権益層)に対する民衆の不満が表れたものだと報じられることになった。

 6月23日にイギリスで行われたEU離脱の是非を問う国民投票において、離脱支持が多数となったことも、世界に大きな衝撃を与えた(残留48%、離脱52%)。そもそもこの国民投票は、デイビッド・キャメロン首相が、EU離脱を主張して支持を伸ばしてきたイギリス独立党の勢いに歯止めをかけるとともに、与党・保守党内のEU離脱派の勢力を抑え込むために、賭けに出たものだといわれたものである。しかし、離脱反対が勝利するだろうというメディアの事前の予想を覆して、離脱支持が多数となったのであった。この結果を受けて、キャメロン首相は辞任、政界からも引退することを表明した。このイギリスで国民投票の結果については、大量の移民が流入して低賃金で働いていることによってイギリス人の雇用が奪われているという労働者層の不満が背景にあった、と解説されることになった。

 イギリス以外のヨーロッパ諸国においても、反EU感情、反移民感情の高まりが顕在化している。12月4日に投開票が行われたオーストリア大統領選挙のやり直し決選投票では、緑の党のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン候補が、反EU・反移民を掲げる極右・自由党のノルベルト・ホーファー候補に辛うじて勝利したものの、同日に行われたイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票では、改憲反対が多数となった。この改憲案は、上院の権限を縮小して政治を安定させることを狙ったものとされたが、マッテオ・レンツィ首相の事実上の信任投票とされた(レンツィ首相が、改憲反対多数なら首相を辞任すると表明した)ことで、EU条約にしたがって緊縮政策を進めてきたレンツィ政権の政策の是非が争点として浮上させられることになり、反EU・反緊縮を掲げる新興政党「五つ星運動」などの野党が強力な反対運動を展開していたのであった。

 このほか、5月9日に行われたフィリピン大統領選挙においても、事前の予想を覆して、ダバオ市長であったロドリゴ・ドゥテルテ候補が圧勝した。ドゥテルテは、麻薬取り締まりのために「犯罪者は殺す」など過激な言動を繰り返したことなどから「フィリピンのトランプ」とも称されたが、サンダースのように「社会主義者」を自称してもいる(ドゥテルテの大学時代の恩師はフィリピン共産党の創設者ジョマ・シソンであり、ドゥテルテ政権の閣僚には4人の共産党員が起用されている)。

 これらの一連の動きは、しばしば、ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭として、自由と民主主義を脅かす危険な動きとして捉えられている。例えば、ハフィントンポスト日本版の「「世界はポピュリズムに流され無責任な社会に」英米在住のジャーナリスト、EU離脱とトランプを語る」と題された記事はその典型だといえよう。これは「ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎が、イギリス在住のジャーナリスト小林恭子氏、アメリカ在住のジャーナリスト津山恵子氏に聞いた」というものである。このインタビュー記事では、EU離脱を選択し、トランプを躍進させた英米の民衆の選択に対して、「数字的な検証や理論立てて説明することなど「知性」への嫌悪感や、「理屈はもういい。私たちの感情が大事なんだ」という無責任な雰囲気」(竹下)、「世界経済や政治の秩序なんて無視してもいい、というような動きはあるような気がします。現実や事実を基にして議論するのではなく、自分たちの感情にまかせて行動しているのです」(小林)といった罵詈雑言を浴びせかけた上で、「このポピュリズムの台頭を端的に言い表すと、どのような言葉がふさわしいでしょうか」という竹下の問いに対して、津山が「「無責任」ですね。これからの将来を担う若者たちに大きなダメージを与えている無責任な人間たちの暴走です」と答えて切って捨てているのである。

 しかし、イギリス国民のEU離脱の選択やアメリカにおける「トランプ現象」は、本当にこのように全面的に否定されるべきものなのだろうか。こうした動きを一方的に非難するだけでは、問題の解決にはつながらないのではないだろうか。まずは、こうした動きが生じてきている必然性、従来の体制のどこに無理が来ているのかを深くつかむ必要があるのではないだろうか。

 2016年のアメリカ大統領選挙やイギリスの国民投票、あるいはフィリピンの大統領選挙のみならず、ここ数年、ロシアのクリミア併合や中国による南シナ海での領土拡張主義的な行動、中東での「イスラム国」の伸長、アフリカ諸国における国家的機能の崩壊と内戦、ヨーロッパへと押し寄せる難民の波など、従来の世界の秩序が大きく揺らぎ、世界情勢は混沌とした様相を見せている。

 本稿では、世界歴史の大きな流れは一体どのような方向に向かおうとしているのか、という問いを念頭に置きつつ、激動する世界情勢の根底に何があるのか、検討していくことにしたい。

 第一に、トランプの勝利は「グローバル資本主義」によって没落させられた中間層の反乱である、という捉え方を踏まえつつ、それが排外主義的な気分を伴って現われてきていることについて検討する。

 第二に、「グローバル資本主義」による世界的な格差と貧困の拡大が、世界各国で相次いで強権的な指導者を登場させていることについて検討する。

 第三に、世界各国で相次ぐ強権的な指導者の登場の背景としては、アメリカの衰退による地政学的な混乱の深まりという要因を無視することができないことを論じる。

(*)アメリカ大統領選挙では、一般の有権者は直接に大統領候補に投票するのではなく、大統領選挙人に投票する。アメリカの大半の州では「勝者独占方式」を採用しており、州ごとに得票数で上回った候補者が、その州の選挙人の票を独占(総取り)できるという仕組みになっている。このため、たとえ一般投票における得票数で上回っても、獲得した選挙人の数によって敗北してしまうということが生じうる。今回の大統領選挙では、獲得した選挙人数でトランプがクリントンを引き離したため(クリントン232人に対してトランプ303人)、トランプの「圧勝」というイメージがつくられているが、実際には、一般投票での得票数ではクリントンが大差(およそ290万票差)で上回っている。 
posted by kyoto.dialectic at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 新・情況への発言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 ・『もしドラ』をいかに読むべきか
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 ・文法家列伝:古代ローマ・中世編
 ・2013年11月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第4部 ゲルマンの世界 第3篇を読む
 ・古代ギリシャ経済の歴史を概観する
 ・2013年12月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』のまとめ
 ・ヘルバルト教育学の全体像を概観する
 ・年頭言:歴史を切り拓く学問の創出を目指して
 ・歴史的な岐路に立つ世界と日本を問う
 ・一会員による『綜合看護』2013年4号の感想
 ・一会員による2013年の振り返りと2014年の展望
 ・ヘーゲル『歴史哲学』を読む
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 ・一会員による『学城』第10号の感想
 ・世界歴史の流れを概観する
 ・現代の言語道具説批判――言語規範とは何か
 ・2014年2月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第3〜11章
 ・ヘルバルト『一般教育学』を読む
 ・新大学生へ説く「大学で何をどのように学んでいくべきか」
 ・2014年3月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第12〜14章
 ・三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』学習会を振り返る
 ・『育児の認識学』は三浦認識論をいかに発展させたか――一会員による『育児の認識学』の感想
 ・2014年4月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第15〜19章
 ・4年目教師としての1年間を実践記録で振りかえる
 ・文法家列伝:『ポール・ロワイヤル文法』編
 ・2014年5月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第20〜26章
 ・道徳教育の観点から見る古代ギリシャの教育と教育思想
 ・古代ギリシャの経済思想を問う
 ・半年間の育児を振り返る
 ・2014年6月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第27〜33章
 ・現代の言語道具説批判・補論――「言語道具説批判」に欠けたるものとは
 ・心理士が医学から学ぶこと――一会員による『医学教育 概論(1)』の感想
 ・アダム・スミス「天文学史」を読む
 ・現代の言語道具説批判2――言語道具説とは何か
 ・2014年7月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第34〜38章
 ・道徳教育の観点から見る中世の教育と教育思想
 ・もう一人の自分を育てる心理療法
 ・2014年8月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第39〜40章
 ・アダム・スミス「外部感覚論」を読む
 ・文法家列伝:ジョン・ロック編
 ・一会員による『学城』第11号の感想
 ・夏目漱石を読む@――坊っちゃん、吾輩は猫である、草枕
 ・2014年9月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第41〜43章
 ・ルソーとカントの道徳教育思想を概観する
 ・アダム・スミスは『修辞学・文学講義』で何を論じたか
 ・全てを強烈な目的意識に収斂させる――一会員による『医学教育概論の実践』の感想
 ・2014年10月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第44〜45章
 ・精神障害の弁証法的分類へ向けた試み
 ・シュリーマン『古代への情熱』から何を学ぶか
 ・2014年11月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第46章
 ・一年間の育児を振り返る
 ・近代ドイツにおける教育学の流れを概観する
 ・2014年12月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』のまとめ
 ・年頭言:弁証法・認識論を武器に学問の新たな段階を切り開く
 ・「戦後70年」を迎える日本をどうみるか
 ・哲学の歴史の流れを概観する
 ・『ビリギャル』から何を学ぶべきか
 ・必要な事実を取り出すとは――一会員による『医学教育 概論(2)』の感想
 ・2015年1月例会報告:南郷継正「武道哲学講義X」
 ・夏目漱石を読むA――二百十日、野分、虞美人草、坑夫
 ・アダム・スミスは古代ギリシャ哲学史から何を学んだのか
 ・マインドフルネスを認識論的に説く
 ・道徳思想の歴史を概観する
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部の要約
 ・弁証法的に学ぶとはいかなることか――一会員による『医学教育 概論(3)』の感想
 ・一会員による『学城』第1号の感想
 ・新大学生への訴え
 ・2015年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論A
 ・心理職の国家資格化を問う
 ・5年目教師としての1年間を実践記録で振り返る
 ・文法家列伝:時枝誠記編
 ・2015年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論B、C、東洋哲学
 ・夏目漱石を読むB――三四郎、それから、門
 ・臨床心理学のあるべき姿を考える――一会員による『医学教育 概論(4)』の感想
 ・アダム・スミス「模倣芸術論」を読む
 ・デューイの教育論の歴史的な意義を問う―『学校と社会』を通して
 ・2015年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ギリシア哲学史の序論、イオニア派の哲学、ピュタゴラスとピュタゴラス派
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 ・一会員による『学城』第12号の感想
 ・2015年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エレア派〜ヘラクレイトス
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 ・事実と論理ののぼりおり――一会員による『医学教育 概論(5)』の感想
 ・夏目漱石を読むC――彼岸過迄、行人、こころ
 ・2015年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エムペドクレス〜アナクサゴラス
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(上)
 ・デューイ教育論の歴史的意義を問う―『民主主義と教育』をとおして
 ・2015年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソフィスト派・ソクラテス
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 ・学問上達論とは何か――一会員による『哲学・論理学研究(1)』の感想
 ・2015年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソクラテス派、プラトン
 ・庄司和晃追悼論文―庄司和晃の歩みはいかなるもので、何を成し遂げたか
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部第4章の要約
 ・一会員による『学城』第2号の感想
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(下)
 ・夏目漱石を読むD――道草、明暗
 ・2015年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』プラトン 弁証法、自然哲学、精神の哲学
 ・ナイチンゲール看護論を心理臨床に活かす――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(1)』の感想
 ・文法家列伝:時枝誠記編(補論)
 ・英語教育改革を問う―『英語化は愚民化』書評―
 ・2015年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレスの形而上学,自然哲学
 ・2年間の育児を振り返る
 ・2015年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレス(精神の哲学・論理学)
 ・年頭言:歴史的岐路における道標としての学問の創出を目指して
 ・安保法制をめぐる議論から日本の課題を問う
 ・図式化にはどのような効用があるのか
 ・看護師と臨床心理士に共通した学び方――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(2)』の感想
 ・2016年1月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ストア派の哲学、エピクロスの哲学
 ・ケネー『経済表』を読む
 ・SSTを技化の論理で説く
 ・一会員による『学城』第13号の感想
 ・2016年2月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新アカデメイア派、スケプシス派
 ・心理士教育はいかにあるべきか――一会員による『医学教育 概論(6)』の感想
 ・仮説実験授業を問う―アクティブ・ラーニングの観点から―
 ・一会員による『学城』第3号の感想
 ・新大学生に与える
 ・2016年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新プラトン派
 ・6年目教師としての1年間を実践記録で振り返る―学級崩壊への過程を説く
 ・2016年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』中世哲学序論〜スコラ哲学
 ・専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想
 ・比較言語学誕生の歴史的必然性を問う
 ・『吉本隆明の経済学』を読む
 ・2016年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』学問の復興
 ・ブリーフセラピーを認識論的に説く
 ・夏目漱石の思想を問う
 ・コメニウスの歴史的意義を問う―『大教授学』をとおして
 ・オバマ米大統領の「広島演説」を問う
 ・2016年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』近代哲学の黎明
 ・心理士の上達に必須の条件――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(4)』の感想
 ・夏目漱石の中・長編小説を読む
 ・2016年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』デカルト・スピノザ
 ・改訂版・観念的二重化への道
 ・ロックの教育論から何を学ぶべきか
 ・文法家列伝:ソシュール編
 ・2016年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』「悟性形而上学」第二部・第三部
 ・どうすれば科学的な実践が可能となるか――一会員による『科学的な看護実践とは何か(上)』の感想
 ・夏目漱石『明暗』の構造と結末を問う
 ・ルソーの教育論の歴史的意義を問う
 ・2016年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』バークリー〜ドイツの啓蒙思潮
 ・高校生に説く立憲主義の歴史
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』を読む
 ・2016年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ヤコービ、カント
 ・専門家教育には何が必要か――一会員による『科学的な看護実践とは何か(下)』の感想
 ・アダム・スミス『国富論』を読む
 ・2016年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』フィヒテ,シェリング,結語
 ・3年間の育児を振り返る
 ・近代教育学の成立過程を概観する
 ・2016年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』のまとめ
 ・年頭言:機関誌の発刊を目指して
 ・激動する世界情勢を問う
 ・『障害児教育の方法論を問う』から何を学ぶべきか―一会員による感想
 ・一会員による『学城』第4号の感想
 ・2017年1月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』、ヘーゲル『哲学史』におけるカント『純粋理性批判』
 ・斎藤公子の保育実践とその背景を問う
 ・認識の形成がうまくいくための条件とは何か?――一会員による『“夢”講義(1)』の感想
 ・本来の科学的な教育とは何か
 ・2017年2月例会報告:カント『純粋理性批判』序文
 ・システムズアプローチを弁証法から説く
 ・一会員による『学城』第14号の感想
 ・ルソー『学問芸術論』を読む
 ・新大学生に説く「大学では何を如何に学ぶべきか」
 ・2017年3月例会報告:カント『純粋理性批判』緒言
 ・斉藤喜博から何を学ぶべきか
 ・重層弁証法を学ぶ――一会員による『“夢”講義(2)』の感想
 ・小中一貫教育を問う
 ・ヘーゲル『哲学史』を読む
 ・2017年4月例会報告: カント『純粋理性批判』先験的感性論
 ・文法家列伝:宮下眞二編
 ・改訂版 心理療法における外在化の意義を問う
 ・マルクス思想の原点を問う
 ・2017年5月例会報告:カント『純粋理性批判』先験的論理学の構想その他
 ・弁証法が技化した頭脳活動を味わう――一会員による『“夢”講義(3)』の感想
 ・教育の政治的中立性を問う
 ・日本経済の歴史を概観する