2017年01月01日

年頭言:機関誌の発刊を目指して(1/5)

〈目次〉
(1)わが研究会の歴史と現状を概観する
(2)昨年の研究会活動の総括
(3)本年の課題@――カントの学びと機関誌発刊の準備
(4)本年の課題A――個別の専門分野での学び
(5)我々の機関誌が新時代の新たな理念を創出する

――――――――――――――――――――

(1)わが研究会の歴史と現状を概観する

 読者のみなさん,新年,明けましておめでとうございます。いつも本ブログをお読みくださり,ありがとうございます。

 毎年,京都弁証法認識論研究会では,年の初めに昨年の研究会活動を振り返り,本年の目標を設定する論考を掲載しています。本年も基本的には同様の形式で,本稿を書いていきたいと思います。

 しかし,本年,2017年はわれわれにとって大きな飛躍の年になります(と断言しておきます)。詳細は本稿で説いていきますが,端的には,わが研究会の機関誌の発刊を目指すことにしたのです。なぜ機関誌の発刊なのでしょうか。それは,われわれの20年にもならんとする研鑽の成果を世に問うと直接に,われわれの論理能力のさらなる発展を目指すためです。

 実はわが研究会の主要メンバーは30代後半の者が多く,40歳が目前に迫っている会員もいます。この時期に,すなわち,40代の会員が誕生するこの時期に,われわれの研鑽・研究の成果をきちんとした形で世の中に発表していくことをしなければ,いつまでたっても内輪の議論に終わってしまい,結局,人間としての使命を果たすことができなくなってしまう可能性が高まります。

 逆に,この時期に機関誌を発刊して,研鑽の成果を世に問うことを行えば,まず,それを目指して,これまで以上に目的意識的に,努力を重ねていくことになるでしょう。これまで説き続けているブログ記事の内容を,質的に大きく上回るものを発表する必要性に迫られますし,そのための個人的・集団的な研鑽も,これまで以上のものが求められるでしょう。また,定期的に機関誌を発行していく予定ですので,第1号よりは第2号,第2号よりは第3号の方がさらに発展している必要があります。そのために,必死の覚悟で努力し,論理能力を高めていくことになるでしょう。

 このように,われわれの成果を世に問うとともに,自らの論理能力を著しく向上させるために,わが研究会では機関誌の発刊を目指すこととしたのでした。

 このような機関誌の発刊ということは,わが研究会の歴史を振り返れば,必然的なものであるということがいえます。そこで,機関誌発刊というさらなる発展を成し遂げるためにも,ここで,これまでの研究会の発展の流れを,簡単に辿り返しておきたいと思います。

 われわれの研究会のそもそもの発端は,1998年に筆者が三浦つとむ・南郷継正の著作を知ったことでした。当時大学生だった筆者は,普及し始めたばかりのインターネットを使って弁証法についての情報を集めている中で,とある掲示板で三浦つとむ・南郷継正の著作を紹介されたのでした。さっそく取り寄せて読んでみたところ,まるで自分のために書かれているかのような内容に衝撃を受け,また,非常に壮大なスケールで学問の発展の最先端の内容が説かれているように感じたものでした。そこで,当時同じサークルに所属していた先輩を誘って,三浦つとむ研究会なるものを立ち上げたのでした。これが,現在の京都弁証法認識論研究会の前身になります。この研究会の立ち上げも,スムーズにいったわけではないのですが,結局,筆者とこの先輩は三浦つとむ・南郷継正の熱心な読者となっていったのでした(このあたりの詳細は,ブログ掲載論考「三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出」「続・三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出」で紹介しています)。

 この当時の学習内容は,まずは三浦つとむ・南郷継正の著作を読み進めて行くことが中心でした。もちろん,その中で紹介されている本を読み,勉強方法を実践していくことも行いました。たとえば,南郷継正『弁証法・認識論への道』(三一書房)で推薦されていた滝村隆一の初期の著作や林健太郎『歴史の流れ』(新潮文庫)を読んだり,中学校の理科や社会の教科書で弁証法を学んだりしていきました。実はこの過程で,筆者は玄和会への入門を試みたこともあります。これはすぐに挫折してしまいましたが。

 筆者が大学在学中,われわれの研究会にとって大きな転機となる出来事がありました。それは,インターネット上で知り合ったわれわれの現在の指導者が主催されているゼミに参加するようになったことです。記録では2001年の冬に,筆者が単独でゼミ合宿に参加したとなっています。なぜ,このゼミ合宿に参加しようと思ったのかというと,当時,三浦つとむや南郷継正の情報を交換していたメーリングリストがあったのですが,そこに現われたわれわれの現在の指導者に,筆者が非常に惹かれたからです。他にも,弁証法・認識論を長年勉強されていた方はおられたのですが,われわれの現在の指導者は,明らかに論理能力がずば抜けており,筆者個人としては,南郷継正その人が別名で参加しているのではないかと本気で疑ったくらいでした。もちろん,実際は別人だったのですが。

 このような経緯で,われわれの指導者が主催されているゼミに筆者が参加するようになり,しばらくして,一人,また一人と筆者の仲間も参加するようになっていきました。参加したのは主として年に2〜3回開催されている合宿形式のゼミで,そこでは,基本的な概念についての徹底的な討論がなされていきました。また,『弁証法はどういう科学か』を最初は丸ごと筆写し,そのあと,項目ごと,節ごと,章ごとに400字で要約していき,最終的に,本一冊を400字で要約する,などといった勉強方法も教えていただき,実践していきました。

 大学卒業後は,多くのメンバーは働きながら,月に一回ほど集まって,滝村隆一の『国家論大綱』や『新版 革命とコンミューン』,『増補 マルクス主義国家論』,それにディーツゲン『人間の頭脳活動の本質』や 本田克也他『「いのちの歴史」の物語』などを読む読書会を継続しました。この読書会では,新メンバーが加わるたびに,三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』に戻って,再学習を進めて行く,という形をとりました。

 この読書会と並行して,われわれの指導者が主催されているゼミ合宿にも年に2〜3回のペースで参加を続けました。もちろん,参加した後には,ゼミで学んだ内容をレポートにまとめて,指導者はじめ会員に送るということも行ってきました。ゼミ合宿では,基本概念についての討論や,指導者による講義に加えて,徐々に,会員が自らの専門分野についての論考を発表するということも行うようになっていきました。2006年ごろからは,指導者に関西(京都)に来ていただき,関西例会という形でゼミを行うようにもなりました。

 2008年ごろからは,指導者にスカイプ経由で個別指導(コーチング)を受ける会員も出てくるようになりました。これは現在でも続いています。もちろん,受けた指導内容はレポートにまとめ,会員間で共有するようにしています。

 そんな中,2010年はまた一つの結節点となりました。というのは,会の名称を正式に「京都弁証法認識論研究会」と定め,ブログを開設して,そこに例会報告や論文を載せるようになったからです。初めは不定期に掲載していましたが,間もなく,毎日更新するようになりました。これに伴って,事前にブログ掲載用論考を会員間で共有し,その内容について相互にチェックして討論を行うということも増えてきました。

 読書会(例会)の形式も発展していきました。京都からやや遠い場所に住んでいる者が入会したことをきっかけに,毎月行っていた読書会をスカイプで行うようになりました。数年前からは,各会員が予め論点を出して,チューターがそれを3つの論点に整理して,その整理された論点に対して,事前に各々が見解を書いて提出し,それをチューターがまとめたうえで,当日の例会に臨む,という形式に整えられてきました。

 毎月,定例で行う例会の他に,何人かの会員が独自の勉強会を立ち上げて,定期的に行うこともありました。たとえば,カントの著作を読み進めたり,三浦つとむ『認識と言語の理論』を要約しながら読み進めたりするプロジェクトもありました。最近では,『看護のための「いのちの歴史」の物語』を月に一回のペースで読み進めて行くことも行っていました。2年ほど前からは,全員が参加しての文学作品の読書会も毎月行っています。

 2013年からは,一番新しい会員が毎月の振り返りを文章化して,会員に送るようになりました。これに刺激されて,他の会員も同様に,毎月の学びを文章化して,共有するようになっていきました。そして,その中身が,質的にも量的にも発展していって,論文レベルの振り返りを書くようにもなっていきました。また,一部の会員は,毎月どころか,毎週の振り返りを行うようになっています。

 2015年からは一人の会員が,現代社会を丸ごと論理的・主体的に把握するための取り組みとして,東京新聞の社説にコメントし,それを会員間で共有するようになりました。他の会員のほとんどは,このコメントに対しても返信して,認識の交流を行っています。

 われわれの研究会はこのような発展をなして現在に至っています。改めて,現在の研究会活動を列挙してみると,以下のようになります。

・年3回のゼミ合宿(発表資料作りとゼミ内容のレポート作成)
・毎月の例会(論点への見解作成とチューターのコメント作成)
・毎月の振り返り作成
・毎月の文学読書会
・毎月の一部メンバーによる勉強会
・毎月のコーチング(発表資料作りとレポート作成)
・毎日のブログ論文
・毎日の社説へのコメントとそれへの返信

 大きな流れとして捉えるならば,会員間の認識の相互浸透が活発になされるようになってきたとともに,「書くことは考えることである」の実践がより深まってきた過程である,といえると思います。明らかに学生時代よりも,そして2010年ごろよりも,会員同士の認識の交流が劇的に増えています。直接顔を突き合わせての討論に加えて,メールでのやり取りやスカイプを用いたやり取りが増えています。同時に,しっかりと自分の認識を文章化して,筋道立てて考えていくことも圧倒的に増えてきているのです。

 このように研究会の発展を振り返り,辿り返してみれば,われわれが機関誌の発刊を目指すということは,必然性がある発展だといえるでしょう。というのは,よりしっかりした文章を,より分かりやすく書いていくということにつながることだからですし,また,そのためにはこれまで以上に認識の相互浸透を図っていく必要があるからです。要するに,会員が書く文章の量と質の発展,それに伴う認識の相互浸透の発展が研究会の発展の歴史だったわけであり,その当然の帰結としての機関誌の発刊なのだ,ということなのです。

 以上,今回は,機関誌の発刊につながった研究会の歴史と現状を概観しました。

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<講義一覧>

 ・2010年5月例会の報告
 ・2010年6月例会の報告
 ・日本酒を楽しめる店の条件
 ・交響曲の歴史を社会的認識から問う
 ・初心者に説く日本酒を見る視点
 ・『寄席芸人伝』に見る教育論
 ・初学者に説く経済学の歴史の物語
 ・奥村宏『経済学は死んだのか』から考える経済学再生への道
 ・『秘密諜報員ベートーヴェン』から何を学ぶか
 ・時代を拓いた教師を評価する(1)――有田和正氏のユーモア教育の分析
 ・2010年7月例会報告
 ・弁証法から説く消費税増税不可避論の誤り
 ・佐村河内守『交響曲第一番』
 ・観念的二重化への道
 ・このブログの目的とは――毎日更新50日目を迎えて
 ・山登りの効用
 ・21世紀に誕生した真に交響曲の名に値する大交響曲――佐村河内守:交響曲第1番「HIROSHIMA」全曲初演
 ・2010年8月例会報告
 ・各種の日本酒を体系的に説く
 ・「菅・小沢対決」の歴史的な意義を問う
 ・『もしドラ』をいかに読むべきか
 ・現代日本における「国家戦略」の不在を問う
 ・『寄席芸人伝』に学ぶ教師の実力養成の視点
 ・弁証法の学び方の具体を説く
 ・日本歴史の流れにおける荘園の存在意義を問う
 ・わかるとはどういうことか
 ・奥村宏『徹底検証 日本の財界』を手がかりに問う「財界とは何か」
 ・「小沢失脚」謀略を問う
 ・2010年11月例会報告
 ・男前はなぜ得か
 ・平安貴族の政権担当者としての実力を問う
 ・教育学構築につながる教育実践とは
 ・2010年12月例会報告
 ・「法人税5%減税」方針決定の過程的構造を解く
 ・ベートーヴェン「第九」の歴史的位置を問う
 ・年頭言:主体性確立のために「弁証法・認識論」の学びを
 ・法人税減税の必要性を問う
 ・2011年1月例会報告
 ・武士はどのように成立したか
 ・われわれはどのように論文を書いているか
 ・三浦つとむ生誕100年に寄せて
 ・2011年2月例会報告:南郷継正『武道哲学講義U』読書会
 ・TPPは日本に何をもたらすのか
 ・東日本大震災から国家における経済のあり方を問う
 ・『弁証法はどういう科学か』誤植の訂正について
 ・2011年3月例会報告:南郷継正『武道哲学講義V』読書会
 ・新人教師に説く「子ども同士のトラブルにどう対応するか」
 ・三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』誤植一覧
 ・新大学生に説く「大学で何をどう学ぶか」
 ・新大学生に説く「文献・何をいかに読むべきか」
 ・2011年4月例会報告:南郷継正『武道哲学講義W』読書会
 ・三浦つとむ弁証法の歴史的意義を問う
 ・新人教師に説く学級経営の意義と方法
 ・三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出
 ・横須賀壽子さんにお会いして
 ・続・三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出
 ・学びにおける目的意識の重要性
 ・ブログ毎日更新1周年を迎えてその意義を問う
 ・2011年5・6月例会報告:南郷継正「武道哲学講義〔X〕」読書会
 ・心理療法における外在化の意義を問う
 ・佐村河内守:交響曲第1番「HIROSHIMA」CD発売
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 ・2011年7月例会報告:近藤成美「マルクス『国家論』の原点を問う」読書会
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 ・原田メソッドの教育学的意味を問う
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 ・科学者列伝:18世紀の科学編
 ・一会員による『綜合看護』2012年3号の感想
 ・経済学を誕生させた経済の発展とはどういうものだったのか
 ・2012年9月例会報告:シュテーリヒ『西洋科学史』第11章
 ・人類の歴史における論理的認識の創出・使用の過程を問う
 ・長縄跳びの取り組み
 ・国家の生成発展の過程を問う――滝村隆一『マルクス主義国家論』から学ぶ
 ・三浦つとむの言語過程説から言語の本質を問う
 ・2012年10月例会報告:シュテーリヒ『西洋科学史』第11章
 ・科学者列伝:19世紀の自然科学編
 ・古代から17世紀までの科学の歴史――シュテーリヒ『西洋科学史』要約で概観する
 ・2012年11月例会報告:シュテーリヒ『西洋科学史』第12章前半
 ・2012年12月例会報告:シュテーリヒ『西洋科学史』第12章後半
 ・科学者列伝:19世紀の精神科学編
 ・年頭言:混迷の時代が求める学問の確立をめざして
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 ・一会員による『学城』第9号の感想
 ・一会員による『綜合看護』2012年4号の感想
 ・2013年1月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』を読む前提としての世界歴史の全体像
 ・歴史観の歴史を問う
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 ・『三浦つとむ意志論集』を読む
 ・言語学の構築に向けてどのように研究を進めるのか
 ・一会員による『綜合看護』2013年1号の感想
 ・改訂版・新大学生に説く「大学で何をどう学ぶか」
 ・2013年3月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』序論(前半)を読む
 ・3年目教師としての1年間を実践記録で振り返る
 ・2013年4月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』序論(後半)を読む
 ・新自由主義における「自由」を問う
 ・2013年5月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第一部 東洋の世界(前半)を読む
 ・三浦つとむ「マルクス・レーニン主義に関する本質的な質問」から学ぶ
 ・言語は歴史的にどのように創出されたのか
 ・一会員による『綜合看護』2013年2号の感想
 ・ヒュームの提起した問題にカント、スミスはどのように答えたか
 ・2013年6月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』東洋の世界(後半)を読む
 ・一会員による2013年上半期の振り返り
 ・認知療法における問いの意義を問う
 ・カント歴史哲学へのアダム・スミスの影響を考える
 ・2013年7月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』ギリシアの世界を読む
 ・2013年8月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第三部 ローマの世界を読む
 ・アダム・スミスの哲学体系の全体像を問う
 ・一会員による『綜合看護』2013年3号の感想
 ・初任者に説く学級経営の基本
 ・カウンセリング上達過程における事例検討の意義
 ・文法家列伝:古代ギリシャ編
 ・ヒューム『政治論集』抄訳
 ・2013年9月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第四部 ゲルマンの世界を読む
 ・言語過程説から言語学史を問う
 ・2013年10月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』「第4部 ゲルマンの世界」第2篇を読む
 ・戦後日本の学力論の流れを概観する
 ・一会員による『育児の生理学』の感想
 ・文法家列伝:古代ローマ・中世編
 ・2013年11月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第4部 ゲルマンの世界 第3篇を読む
 ・古代ギリシャ経済の歴史を概観する
 ・2013年12月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』のまとめ
 ・ヘルバルト教育学の全体像を概観する
 ・年頭言:歴史を切り拓く学問の創出を目指して
 ・歴史的な岐路に立つ世界と日本を問う
 ・一会員による『綜合看護』2013年4号の感想
 ・一会員による2013年の振り返りと2014年の展望
 ・ヘーゲル『歴史哲学』を読む
 ・2014年1月例会報告:学問(哲学)の歴史の全体像について
 ・一会員による『学城』第10号の感想
 ・世界歴史の流れを概観する
 ・現代の言語道具説批判――言語規範とは何か
 ・2014年2月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第3〜11章
 ・ヘルバルト『一般教育学』を読む
 ・新大学生へ説く「大学で何をどのように学んでいくべきか」
 ・2014年3月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第12〜14章
 ・三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』学習会を振り返る
 ・『育児の認識学』は三浦認識論をいかに発展させたか――一会員による『育児の認識学』の感想
 ・2014年4月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第15〜19章
 ・4年目教師としての1年間を実践記録で振りかえる
 ・文法家列伝:『ポール・ロワイヤル文法』編
 ・2014年5月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第20〜26章
 ・道徳教育の観点から見る古代ギリシャの教育と教育思想
 ・古代ギリシャの経済思想を問う
 ・半年間の育児を振り返る
 ・2014年6月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第27〜33章
 ・現代の言語道具説批判・補論――「言語道具説批判」に欠けたるものとは
 ・心理士が医学から学ぶこと――一会員による『医学教育 概論(1)』の感想
 ・アダム・スミス「天文学史」を読む
 ・現代の言語道具説批判2――言語道具説とは何か
 ・2014年7月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第34〜38章
 ・道徳教育の観点から見る中世の教育と教育思想
 ・もう一人の自分を育てる心理療法
 ・2014年8月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第39〜40章
 ・アダム・スミス「外部感覚論」を読む
 ・文法家列伝:ジョン・ロック編
 ・一会員による『学城』第11号の感想
 ・夏目漱石を読む@――坊っちゃん、吾輩は猫である、草枕
 ・2014年9月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第41〜43章
 ・ルソーとカントの道徳教育思想を概観する
 ・アダム・スミスは『修辞学・文学講義』で何を論じたか
 ・全てを強烈な目的意識に収斂させる――一会員による『医学教育概論の実践』の感想
 ・2014年10月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第44〜45章
 ・精神障害の弁証法的分類へ向けた試み
 ・シュリーマン『古代への情熱』から何を学ぶか
 ・2014年11月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第46章
 ・一年間の育児を振り返る
 ・近代ドイツにおける教育学の流れを概観する
 ・2014年12月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』のまとめ
 ・年頭言:弁証法・認識論を武器に学問の新たな段階を切り開く
 ・「戦後70年」を迎える日本をどうみるか
 ・哲学の歴史の流れを概観する
 ・『ビリギャル』から何を学ぶべきか
 ・必要な事実を取り出すとは――一会員による『医学教育 概論(2)』の感想
 ・2015年1月例会報告:南郷継正「武道哲学講義X」
 ・夏目漱石を読むA――二百十日、野分、虞美人草、坑夫
 ・アダム・スミスは古代ギリシャ哲学史から何を学んだのか
 ・マインドフルネスを認識論的に説く
 ・道徳思想の歴史を概観する
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部の要約
 ・弁証法的に学ぶとはいかなることか――一会員による『医学教育 概論(3)』の感想
 ・一会員による『学城』第1号の感想
 ・新大学生への訴え
 ・2015年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論A
 ・心理職の国家資格化を問う
 ・5年目教師としての1年間を実践記録で振り返る
 ・文法家列伝:時枝誠記編
 ・2015年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論B、C、東洋哲学
 ・夏目漱石を読むB――三四郎、それから、門
 ・臨床心理学のあるべき姿を考える――一会員による『医学教育 概論(4)』の感想
 ・アダム・スミス「模倣芸術論」を読む
 ・デューイの教育論の歴史的な意義を問う―『学校と社会』を通して
 ・2015年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ギリシア哲学史の序論、イオニア派の哲学、ピュタゴラスとピュタゴラス派
 ・高木彬光『邪馬台国の秘密』を認識論から読み解く
 ・一会員による『学城』第12号の感想
 ・2015年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エレア派〜ヘラクレイトス
 ・何故言語学の創出が必要か―一会員による2015年上半期の振り返り
 ・事実と論理ののぼりおり――一会員による『医学教育 概論(5)』の感想
 ・夏目漱石を読むC――彼岸過迄、行人、こころ
 ・2015年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エムペドクレス〜アナクサゴラス
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(上)
 ・デューイ教育論の歴史的意義を問う―『民主主義と教育』をとおして
 ・2015年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソフィスト派・ソクラテス
 ・アダム・スミス『法学講義』を読む
 ・学問上達論とは何か――一会員による『哲学・論理学研究(1)』の感想
 ・2015年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソクラテス派、プラトン
 ・庄司和晃追悼論文―庄司和晃の歩みはいかなるもので、何を成し遂げたか
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部第4章の要約
 ・一会員による『学城』第2号の感想
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(下)
 ・夏目漱石を読むD――道草、明暗
 ・2015年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』プラトン 弁証法、自然哲学、精神の哲学
 ・ナイチンゲール看護論を心理臨床に活かす――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(1)』の感想
 ・文法家列伝:時枝誠記編(補論)
 ・英語教育改革を問う―『英語化は愚民化』書評―
 ・2015年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレスの形而上学,自然哲学
 ・2年間の育児を振り返る
 ・2015年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレス(精神の哲学・論理学)
 ・年頭言:歴史的岐路における道標としての学問の創出を目指して
 ・安保法制をめぐる議論から日本の課題を問う
 ・図式化にはどのような効用があるのか
 ・看護師と臨床心理士に共通した学び方――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(2)』の感想
 ・2016年1月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ストア派の哲学、エピクロスの哲学
 ・ケネー『経済表』を読む
 ・SSTを技化の論理で説く
 ・一会員による『学城』第13号の感想
 ・2016年2月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新アカデメイア派、スケプシス派
 ・心理士教育はいかにあるべきか――一会員による『医学教育 概論(6)』の感想
 ・仮説実験授業を問う―アクティブ・ラーニングの観点から―
 ・一会員による『学城』第3号の感想
 ・新大学生に与える
 ・2016年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新プラトン派
 ・6年目教師としての1年間を実践記録で振り返る―学級崩壊への過程を説く
 ・2016年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』中世哲学序論〜スコラ哲学
 ・専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想
 ・比較言語学誕生の歴史的必然性を問う
 ・『吉本隆明の経済学』を読む
 ・2016年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』学問の復興
 ・ブリーフセラピーを認識論的に説く
 ・夏目漱石の思想を問う
 ・コメニウスの歴史的意義を問う―『大教授学』をとおして
 ・オバマ米大統領の「広島演説」を問う
 ・2016年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』近代哲学の黎明
 ・心理士の上達に必須の条件――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(4)』の感想
 ・夏目漱石の中・長編小説を読む
 ・2016年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』デカルト・スピノザ
 ・改訂版・観念的二重化への道
 ・ロックの教育論から何を学ぶべきか
 ・文法家列伝:ソシュール編
 ・2016年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』「悟性形而上学」第二部・第三部
 ・どうすれば科学的な実践が可能となるか――一会員による『科学的な看護実践とは何か(上)』の感想
 ・夏目漱石『明暗』の構造と結末を問う
 ・ルソーの教育論の歴史的意義を問う
 ・2016年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』バークリー〜ドイツの啓蒙思潮
 ・高校生に説く立憲主義の歴史
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』を読む
 ・2016年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ヤコービ、カント
 ・専門家教育には何が必要か――一会員による『科学的な看護実践とは何か(下)』の感想
 ・アダム・スミス『国富論』を読む
 ・2016年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』フィヒテ,シェリング,結語
 ・3年間の育児を振り返る
 ・近代教育学の成立過程を概観する
 ・2016年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』のまとめ
 ・年頭言:機関誌の発刊を目指して
 ・激動する世界情勢を問う
 ・『障害児教育の方法論を問う』から何を学ぶべきか―一会員による感想
 ・一会員による『学城』第4号の感想
 ・2017年1月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』、ヘーゲル『哲学史』におけるカント『純粋理性批判』
 ・斎藤公子の保育実践とその背景を問う
 ・認識の形成がうまくいくための条件とは何か?――一会員による『“夢”講義(1)』の感想
 ・本来の科学的な教育とは何か
 ・2017年2月例会報告:カント『純粋理性批判』序文
 ・システムズアプローチを弁証法から説く
 ・一会員による『学城』第14号の感想
 ・ルソー『学問芸術論』を読む
 ・新大学生に説く「大学では何を如何に学ぶべきか」
 ・2017年3月例会報告:カント『純粋理性批判』緒言
 ・斉藤喜博から何を学ぶべきか
 ・重層弁証法を学ぶ――一会員による『“夢”講義(2)』の感想
 ・小中一貫教育を問う
 ・ヘーゲル『哲学史』を読む