2016年05月14日

専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想(1/5)

目次

(1)専門家はいかにあるべきか
(2)実践の目的を問うことが大切である
(3)責任をもって管理する
(4)正確に観察することが重要である
(5)心理臨床版『看護覚え書』を書くべく主体性ある実践を!

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(1)専門家はいかにあるべきか

 労働安全衛生法の改正に伴い,昨年の12月から従業員50人以上の事業所はストレスチェックを実施することが義務化された。背景には,自殺者数の高止まりや精神疾患による休職者の増加などがある。職場のメンタルヘルスを向上させ,自殺や精神疾患の発症を予防する目的で,ストレスチェック制度が導入されたのである。

 ストレスチェックは,まず,全従業員に質問票を配布し記入してもらうことから始まる。その質問票を回収し,ストレス状況を評価して,医師による面接指導が必要かどうかを判定する。その結果を本人にフィードバックし,「高ストレス」と判定された人は医師による面接指導を申し出ることができる。医師が面接指導を実施した後は,就業上の措置が必要かどうかを事業者が聴取し,必要に応じて就業上の措置を実施するのである。

 ストレスチェックを実施できるのは,「医師,保健師,厚生労働大臣の定める研修を受けた看護師・精神保健福祉士」となっており,残念ながら,臨床心理士は実施できないことになっている。

 このストレスチェック制度について,以下の様な新聞記事があった。

「ストレスチェックで職場が変わる(11)アドバンテッジリスクマネジメント取締役常務執行役員神谷学氏。

適切な委託先を選ぶには

 ストレスチェック制度の内容は広範にわたる。中堅・中小企業がすべてを内部資源で実施するのは非常に難しい。法令ではストレスチェックや医師面接の一部,または全部を外部機関に委託することが想定されている。厚生労働省が公表している外部委託のチェックリストを参考に,適切な委託先を選びたい。

 まず,委託先が法令の趣旨を理解し,依頼内容を実施できる体制を整えているか確認する。実施者や実施事務従事者を担える資格を持つ医師らがいるか,従業員の問い合わせに十分に対応できるかを見極める。

 ストレスチェックの調査票は「ストレス反応」「ストレス要因」「周囲のサポート」の3領域を含み,科学的根拠を持たなければならない。外部機関から調査票の提供を受けるときには,内容が法令の定めを満たしているかに加え,測りたい項目を網羅しているか,医師や専門家らによる統計的検証と医学的知見にもとづいて監修されているかなどを確かめる。

 高ストレス者への医師面接を委託するならば,人事部門や産業医ときちんと連携する必要がある。高ストレス者の状態を適切に把握し,有効な意見書を作成できる産業保健の実情に通じた医師であるか確認する。医師面接する場所の利便性も重要になる。ストレスチェックを実施したのち,従業員に緊急対応が必要となったら,事業者との連絡調整などにきちんと対応できるかもポイントになる。委託先の医師と社内の産業医らが役割分担する場合,両者がうまく連携できるかも重要になる。

 医師面接とは別に,カウンセリングなどの外部相談窓口を委託するときは,守秘性が保たれているかどうか,臨床心理士などの資格を有して相談の質を担保できるスタッフであるか,相談時間や方法などが従業員にとって便利かどうかなどを注意しておきたい。」(2015年11月18日, 日経産業新聞)


 ここでは,ストレスチェックを外部委託する際の留意点が説かれている。委託先の体制,調査票の妥当性,医師の専門性,相談の質などを確認すべきだとされている。

 実はここで説かれているような外部委託を,筆者が勤務する病院は依頼されている。具体的には,医師による面接指導と臨床心理士によるカウンセリングの依頼である。先に,臨床心理士はストレスチェックを実施できないことに触れたが,全く関われないというわけではない。臨床心理士がストレスチェックに関わるとしたら,大きくは以下の二つのパターンである。

 一つは,高ストレス者の選定過程で,臨床心理士等による面接を行い,その結果を参考にするパターンである。基本的には調査票によって,ストレスの程度は判定されるのであるが,調査票によって高ストレスと判定されても,実際はそれほどでもないことはありうるし,その逆もありうる。そこで,調査票に加えて,補助的に臨床心理士などによる面接を導入する方法も考えられるとされているのである。

 もう一つは,ストレスチェック体制をきっかけとした日常的な相談対応として臨床心理士等が対応するパターンである。ストレスチェック制度では,労働者が高ストレスの状態で放置されるようなことがないようにするために,普段から臨床心理士等による相談対応の体制を整えておくことが望ましいとされている。この部分であれば,臨床心理士が活躍できる可能性がある。

 いずれにせよ,このようにストレスチェック制度に臨床心理士が関わることはありうるし,現に筆者の勤務する病院ではそういった話が進んでいるのである。こうなると,臨床心理士には,一般的な臨床心理士としての専門性だけではなく,職場のメンタルヘルスに関わる高度な専門性が必要となってくる。たとえば,組織のアセスメントが求められるし,短期間に問題を解決できるような実力も求められる。上司や人事部などに対する適切なコンサルテーションも必要となるし,雇用に関わる法律の知識も求められる。また,事業所の中に入って活動する機会も増えるため,病院の中だけで仕事をしている場合と異なって,外部の目にさらされることも多くなる。臨床心理士の質の担保ということが,これまで以上に社会的に要請されることになるだろう。

 このような状況下で,筆者は神庭純子『初学者のための『看護覚え書』(3)』(現代社)を読んだ。その中で,看護者の専門性ということを通して,専門家はいかにあるべきかということを深く考えさせられた。同じ対人援助の専門家として,本書からは多くのことを学べたと思っている。そこで本稿では,「専門家はいかにあるべきか」という観点から本書を読み込み,臨床心理士として学べたことをしっかりと認めていくことによって,今後の実践の質の向上を目指すために執筆することとする。ここで説いていくことは,同じ対人援助職である医師や他のコ・メディカル(作業療法士,理学療法士,言語聴覚士など),教師や介護士等にとっても役立つものであると考えている。

 さていつものように,初回の最後には,本書の目次を掲載しておく。第1巻と第2巻のふり返りから始まって,認識論が徐々に深められながら論が展開されていることが分かるだろう。



初学者のための『看護覚え書』 (3)


■第1章 『看護覚え書』 に学ぶとは
  ― 『初学者のための 『看護覚え書』(1)』 の要旨

  第1節 看護とは何かを問える実力を身につけるために必要な学びを説く
  第2節 看護のために必要な弁証法,認識論の実力
  第3節 看護者に求められる一般教養の学び
  第4節 「健康の法則=看護の法則」 として視てとったナイチンゲールの
       実力とその教養

■第2章 『看護覚え書』 から生活過程の構造を学ぶとは
  ― 『初学者のための 『看護覚え書』(2)』 の要旨

  第1節 「人間にとっての食事とは何か」 を説く
  第2節 ナイチンゲールの説く 「換気と保温」 「住居の健康」 に学ぶ
  第3節 認識論の基本から 「物音」 「変化」 の意味を説く
  第4節 「ベッドと寝具類」 を整えることの看護としての意味を説く

■第3章 ナイチンゲールの説く 「陽光」 の重要性に学ぶ

  第1節 ナイチンゲールの説く 「陽光」 の大切さ
  第2節 陽光が人間の身体に及ぼす影響を事実に見る
  第3節 陽光が空気の質に及ぼす作用を指摘したナイチンゲール
  第4節 陽光の重要性を看護活動の事実から説く
  第5節 陽光が病む人の心にもたらす効果
  第6節 病む人にとって 「陽光」 は不可欠であると指摘したナイチンゲール
  第7節 ナイチンゲールはなぜ陽光の重要性に気づくことができたか
       ―育ちの過程で創られた看護者としての生活観

■第4章 人間にとっての陽光の大事性の意味を 「いのちの歴史」 から説く

  第1節 看護者としての生活観を創り上げていくことの大切さ
  第2節 人間にとっての陽光の大事性の意味を問う
  第3節 個別研究的に答えを導き出すことの欠陥
  第4節 論理的な筋道から答えを導き出す視点
       ―弁証法的に太陽と地球と生命体との関係から陽光の大事性の
        意味を問う
  第5節 人間にとっての陽光の大事性の意味を 「いのちの歴史」 に尋ねる
  第6節 人間の生活にとっての 「陽光」 の意味を説く
  第7節 病む人の心に及ぼす 「陽光」 の意味を説く

■第5章 ナイチンゲールの説く 「部屋と壁の清潔」 に学ぶ

  第1節 「部屋と壁の清潔」 を保つことは 「新鮮な空気」 の質に関わる
  第2節 人間の生活にとって室内を清掃することの意味
  第3節 室内を清掃することの目的を問うことが大切であると指摘した
       ナイチンゲール
  第4節 看護の基本の学びは,その目的性から理解することが重要である
  第5節 ナイチンゲールが指摘した 「不潔が発生する経路」 の原因と対策
  第6節 室内の清潔を保つ方法を現代の事実から説く
  第7節 病む人にとって 「部屋と壁の清潔」 が重要である理由

■第6章 「部屋と壁の清潔」 の重要性を認識論の基本から説く

  第1節 人間が生きて生活することにとっての 「換気」と「清掃」 の必要性
       と重要性
  第2節 病む人にとって室内環境を整えることの意義
  第3節 人間の認識活動の過程的構造を説く
  第4節 人間の認識の実力はどのように形成されるのか
  第5節 「部屋と壁の清潔」 が病む人の認識の形成過程に及ぼす影響
  第6節 病む人の認識 (=像) を整える看護の実力をつけるためには

■第7章 ナイチンゲールの説く 「からだの清潔」 に学ぶ

  第1節 ナイチンゲールの説く 「からだの清潔」 の大事性
  第2節 「からだの清潔」 の保持は看護にとって生活過程を整える援助の
       柱である
  第3節 皮膚の清潔保持の意味を換気の大事性との関係から指摘した
       ナイチンゲール
  第4節 人間が呼吸することの意味から換気の大事性を問う
  第5節 「からだの清潔」 を人間と自然との相互浸透の過程性から捉えた
       ナイチンゲール
  第6節 皮膚を清潔に保つための方法とは

■第8章 管理するとはどういうことか
       ―ナイチンゲールに学ぶ 「責任を持つ」 ことの意味

  第1節 良い看護をしても 「小管理」 が欠ければ台無しになるという
       ナイチンゲールの指摘
  第2節 ナイチンゲールの説く 「責任を持つ」 とはどういうことか
  第3節 「小管理」 が欠けていることの弊害
  第4節 「責任を持つ」 ことの意味を学ぶことの重要性
  第5節 責任を持つ指揮官のあり方の具体をクセノフォンに学ぶ
  第6節 ナイチンゲールが目指した看護とは

■第9章 ナイチンゲールに学ぶ組織論,管理論,教育論

  第1節 ナイチンゲールの説く 「責任を持つ」 ということの意味
  第2節 見事な看護の実践者としての管理責任者の存在の大事性
  第3節 病む人にとっての 「小管理」 の意味を問う
  第4節 管理責任者に求められる実力とは
       ―責任者のなすべき本当の 「小管理」 のあり方
  第5節 ナイチンゲールの管理者としての看護実践
  第6節 看護の専門職としての確立とその教育の必要性を指摘した
       ナイチンゲール

■第10章 ナイチンゲールの説く 「病人の観察」 に学ぶ

  第1節 ナイチンゲールの 『看護覚え書』 は教育の原点である
  第2節 病人の観察は看護教育の基本であると指摘したナイチンゲール
  第3節 看護者にとって正確に観察することの重要性
  第4節 事実を正確に把握するにはどうしたらよいか
  第5節 看護者として観察することの目的を問うことが必要である
  第6節 認識の働きの過程性から看護者として観察することの困難性を説く

■第11章 学問化への基本の学び ―事実とは,解釈とは

  第1節 正確な事実を把握することの大事性を説いたナイチンゲール
  第2節 観察するとはどういうことか
       ―ナイチンゲールの指摘した二つの観察不足とは
  第3節 事実と解釈との違いを理解することの大事性
  第4節 正確な事実を把握することの困難性を看護の具体から説く
  第5節 看護するために事実を把握する具体的な実践例
  第6節 ナイチンゲールの説く二つの観察不足を現代の看護の事例に見る
  第7節 正確な事実を把握する実力を養成することの重要性

■第12章 認識論の学びの基礎から 「観察」 することの構造性を問う

  第1節 観察の困難性を看護の対象である人間の一般性から問う
  第2節 観察の困難性を認識論の基本から説く
  第3節 観察の困難性を看護者の認識の過程性から問う
  第4節 認識論の基本の理解が実践を導いた具体例
  第5節 観察と思考の訓練の必要性を指摘したナイチンゲール
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 ・2014年9月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第41〜43章
 ・ルソーとカントの道徳教育思想を概観する
 ・アダム・スミスは『修辞学・文学講義』で何を論じたか
 ・全てを強烈な目的意識に収斂させる――一会員による『医学教育概論の実践』の感想
 ・2014年10月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第44〜45章
 ・精神障害の弁証法的分類へ向けた試み
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 ・2015年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ギリシア哲学史の序論、イオニア派の哲学、ピュタゴラスとピュタゴラス派
 ・高木彬光『邪馬台国の秘密』を認識論から読み解く
 ・一会員による『学城』第12号の感想
 ・2015年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エレア派〜ヘラクレイトス
 ・何故言語学の創出が必要か―一会員による2015年上半期の振り返り
 ・事実と論理ののぼりおり――一会員による『医学教育 概論(5)』の感想
 ・夏目漱石を読むC――彼岸過迄、行人、こころ
 ・2015年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エムペドクレス〜アナクサゴラス
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(上)
 ・デューイ教育論の歴史的意義を問う―『民主主義と教育』をとおして
 ・2015年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソフィスト派・ソクラテス
 ・アダム・スミス『法学講義』を読む
 ・学問上達論とは何か――一会員による『哲学・論理学研究(1)』の感想
 ・2015年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソクラテス派、プラトン
 ・庄司和晃追悼論文―庄司和晃の歩みはいかなるもので、何を成し遂げたか
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部第4章の要約
 ・一会員による『学城』第2号の感想
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(下)
 ・夏目漱石を読むD――道草、明暗
 ・2015年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』プラトン 弁証法、自然哲学、精神の哲学
 ・ナイチンゲール看護論を心理臨床に活かす――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(1)』の感想
 ・文法家列伝:時枝誠記編(補論)
 ・英語教育改革を問う―『英語化は愚民化』書評―
 ・2015年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレスの形而上学,自然哲学
 ・2年間の育児を振り返る
 ・2015年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレス(精神の哲学・論理学)
 ・年頭言:歴史的岐路における道標としての学問の創出を目指して
 ・安保法制をめぐる議論から日本の課題を問う
 ・図式化にはどのような効用があるのか
 ・看護師と臨床心理士に共通した学び方――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(2)』の感想
 ・2016年1月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ストア派の哲学、エピクロスの哲学
 ・ケネー『経済表』を読む
 ・SSTを技化の論理で説く
 ・一会員による『学城』第13号の感想
 ・2016年2月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新アカデメイア派、スケプシス派
 ・心理士教育はいかにあるべきか――一会員による『医学教育 概論(6)』の感想
 ・仮説実験授業を問う―アクティブ・ラーニングの観点から―
 ・一会員による『学城』第3号の感想
 ・新大学生に与える
 ・2016年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新プラトン派
 ・6年目教師としての1年間を実践記録で振り返る―学級崩壊への過程を説く
 ・2016年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』中世哲学序論〜スコラ哲学
 ・専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想
 ・比較言語学誕生の歴史的必然性を問う
 ・『吉本隆明の経済学』を読む
 ・2016年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』学問の復興
 ・ブリーフセラピーを認識論的に説く
 ・夏目漱石の思想を問う
 ・コメニウスの歴史的意義を問う―『大教授学』をとおして
 ・オバマ米大統領の「広島演説」を問う
 ・2016年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』近代哲学の黎明
 ・心理士の上達に必須の条件――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(4)』の感想
 ・夏目漱石の中・長編小説を読む
 ・2016年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』デカルト・スピノザ
 ・改訂版・観念的二重化への道
 ・ロックの教育論から何を学ぶべきか
 ・文法家列伝:ソシュール編
 ・2016年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』「悟性形而上学」第二部・第三部
 ・どうすれば科学的な実践が可能となるか――一会員による『科学的な看護実践とは何か(上)』の感想
 ・夏目漱石『明暗』の構造と結末を問う
 ・ルソーの教育論の歴史的意義を問う
 ・2016年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』バークリー〜ドイツの啓蒙思潮
 ・高校生に説く立憲主義の歴史
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』を読む
 ・2016年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ヤコービ、カント
 ・専門家教育には何が必要か――一会員による『科学的な看護実践とは何か(下)』の感想
 ・アダム・スミス『国富論』を読む
 ・2016年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』フィヒテ,シェリング,結語
 ・3年間の育児を振り返る
 ・近代教育学の成立過程を概観する
 ・2016年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』のまとめ
 ・年頭言:機関誌の発刊を目指して
 ・激動する世界情勢を問う
 ・『障害児教育の方法論を問う』から何を学ぶべきか―一会員による感想
 ・一会員による『学城』第4号の感想
 ・2017年1月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』、ヘーゲル『哲学史』におけるカント『純粋理性批判』
 ・斎藤公子の保育実践とその背景を問う
 ・認識の形成がうまくいくための条件とは何か?――一会員による『“夢”講義(1)』の感想
 ・本来の科学的な教育とは何か
 ・2017年2月例会報告:カント『純粋理性批判』序文
 ・システムズアプローチを弁証法から説く
 ・一会員による『学城』第14号の感想
 ・ルソー『学問芸術論』を読む
 ・新大学生に説く「大学では何を如何に学ぶべきか」
 ・2017年3月例会報告:カント『純粋理性批判』緒言
 ・斉藤喜博から何を学ぶべきか
 ・重層弁証法を学ぶ――一会員による『“夢”講義(2)』の感想
 ・小中一貫教育を問う
 ・ヘーゲル『哲学史』を読む
 ・2017年4月例会報告: カント『純粋理性批判』先験的感性論
 ・文法家列伝:宮下眞二編
 ・改訂版 心理療法における外在化の意義を問う
 ・マルクス思想の原点を問う
 ・2017年5月例会報告:カント『純粋理性批判』先験的論理学の構想その他
 ・弁証法が技化した頭脳活動を味わう――一会員による『“夢”講義(3)』の感想
 ・教育の政治的中立性を問う
 ・日本経済の歴史を概観する