2016年04月05日

新大学生に与える(1/5)

目次

(1)最初の3ヵ月が勝負である
(2)まずは同志を見つけよう
(3)何事も全体の把握を優先しよう
(4)問題解決の武器である弁証法を学ぼう
(5)集団力を用いて社会的に学んでいこう

−−−−−−−−−−

(1)最初の3ヵ月が勝負である

 新大学生のみなさん,大学入学,おめでとうございます!

 大半のみなさんが,つらく長い受験勉強を潜り抜け,今,そこからの解放感に浸りながら,一方では安堵するとともに,他方では新しい学生生活に夢を膨らませ,多少の不安も感じておられることかと思います。大学の講義とはどのようなものなんだろうか,大学での人間関係はどのようなものになるのだろうか,部活動やサークル活動にはどのようなものがあり,どれに入れば充実した学生生活が送れるのだろうか,アルバイトはどのようなものをしようか,近所にはどんなところがあるのだろうか,などなど,期待と不安が入り混じった,しかし基本的には明るい未来に向けての前向きな気持ちになっておられるかもしれません。

 筆者が大学に入学したのは,もう20年ほど前になります。しかし,大学時代の思い出は今も鮮明に記憶しています。おそろしく分厚いシラバスが配られ,数えきれないほどの講義や演習の中から,自分で自由に出席するものを選び,必要な単位をとっていくという経験は,高校まででは体験したことのないものであり,非常に新鮮で,わくわくするものでした。

 学内の施設にも驚きました。総合図書館は非常に大きく,もはやここに存在しない本はないのではないかというくらい,充実していました。さらに,各学部ごとの図書館も存在しており,非常に専門的な書物が収められていました。

 IT関係の施設も充実していました。当時は,ようやくインターネットが普及し始めたころです。学生一人一人に専用のメールアドレスが割り振られ,学内にいくつかあるパソコン室では,自由にインターネットが使える環境が整っていました。実は,そこで偶然閲覧していたサイトで,ある人物から三浦つとむや南郷継正先生の著作を紹介していただき,学生時代は三浦つとむ一色といっていいほどのめり込んでいったのでした。

 部やサークルの新入生歓迎イベントも印象に残っています。部やサークルは,必死になって新入生を獲得しようと,様々なイベントを企画したり,飲み会を開催したりしています。筆者が通った大学では,新入生の健康診断の時に,並んでいる新入生の列の両サイドを上級生が取り囲んで,部やサークルの紹介のチラシ,イベント開催のチラシなどを問答無用で新入生の腕の上に積み重ねていくのが恒例となっていました。健康診断が終った頃には,30センチほどの分厚さのチラシを手に抱えている状態となるのでした。その中の気に入った部やサークルのイベントに顔を出し,先輩や同級生と話しながらどの部(サークル)に入るのかを決めていくのが一般的でした。

 さて,このようなもろもろの新鮮な出来事や楽しいことが次々に押し寄せてくるのが,入学当初の新大学生の一般的なあり方でしょう。しかし,けっして忘れてほしくないのは,大学生の使命ということです。では,そもそも大学生の使命とは何でしょうか。それは,端的にいうと,学問に打ち込むことです。高校卒業くらいの年齢になると,立派に社会で働いていくことが可能であり,実際にそうやって働いている人もいます。それなのに,その労働を免除され,国や親などの支援を受けて大学に行くことができるのは,労働を免除しても有り余るほどの成果を,将来に期待されているからです。そして,そのような成果を生み出すことが可能なのは,大学生活の間に学問に打ち込み,優れた文化遺産を身につけて高度の専門性を発揮することができるようになるからです。

 大学側も,学生に真の実力をつけてもらうために,さまざまな教育改革に取り組んでいます。ちょうど一年ほど前の新聞には,以下のような記事が掲載されていました。

「東大――浜田改革,国際化へ道筋,4ターム制など推進,秋入学は見送り(大学解剖)

 東京大学の浜田純一総長が31日付で退任する。2009年に就任し「総合的教育改革」を打ち出して,秋入学の提案や4ターム(学期)制の導入などで国際化への道筋をつけた。ただ,海外の有力大学との競争激化や国内での求心力低下などに見舞われ,東大を取り巻く環境は徐々に厳しくなっている。6年間の「浜田改革」で東大はどこまで変わったのか。(1面参照)
 「森を動かす」。浜田総長は就任後,大学運営の基本姿勢についてこう表明した。これまで動かすことができなかった組織を変える。覚悟を込めたスローガンのもと,秋入学構想や学内のスケジュールを定める学事暦の変更,推薦入試などの施策を次々に打ち出した。
 改革の柱の1つは大学のグローバル化だ。英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)の世界大学ランキングでは国際化のスコアが足を引っ張り,一時は30位まで順位を落とした。
「進振り」が阻む
 国際化を阻んできた要因の1つに「進振り(進学振り分け)」と呼ぶ東大独特の仕組みが挙げられる。3年生に進む際に学科を希望し,2年生までの成績によって選別するシステムだ。学生からは「留学した瞬間に留年が決まってしまう」(法学部3年の男子学生)と不満も漏れる。
 国際特命担当の江川雅子理事は「振り分けがあるため,1〜2年生は専攻が決まるまで留学などがしづらい事情があった。3年生は就職活動があり,海外に行きにくかった」と振り返る。
 この問題を是正するため,11年度に従来の学部ごとの交換留学に加え,全学対象の交換留学制度を立ち上げて学生の海外派遣を拡充。英語で学位が取得できるコースも増やした。江川理事は「学生の約半数が何らかの形で海外に出るようになった」と強調する。矢継ぎ早の国際化施策の効果でTHEの順位は足元では23位まで持ち直した。
 ただ,頓挫した構想もある。改革の目玉だった秋入学構想は慎重論が噴出し,当面見送りが決まった。学内の足並みがそろわない印象も残った。」(2015/03/31 日経産業新聞)


 ここで説かれている東京大学の教育改革の目玉であった秋入学構想については,テレビや新聞などで大々的に報道されましたから,みなさんもご存じかもしれません。簡単に説明すると,入学時期を欧米と同じ秋に設定することによって,留学生の受け入れ・派遣を増やし,大学のグローバル化を促進しようとするものでした。そして,高校を卒業してから秋の大学入学までの空白の期間(ギャップターム)を使って,海外留学やボランティア,企業でのインターンシップなど,多様な体験を積むことを東京大学当局は想定していました。

 この東京大学の秋入学制度,およびそれに伴うギャップタームに関して,先に感想文を認めた『医学教育概論(6)』(現代社)において,非常に重要な指摘がなされていましたので,紹介します。「人間は,確かに実体験から大きく学ぶことはできますが,そこで何を学ぶかは,その人の目的意識が規定する」(p.42)とした後に,次のように説かれています。

「だからこそ,受験勉強から脱却させるための教育を,大学が責任を持ってやらなければなりません。そして一番強調しなければならないことは,これをなし得るための時期がある,ということです。それは新入生が受験勉強から解放され,フレッシュな認識で,希望を胸に抱いて新たな環境での学びに意気揚々と入ってくる,最初の3ヵ月を除いては存在しないのです。

 ……

 ……そこに合格した誇りで輝いている,その時期にこそ,新入生に夢と志と使命を熱く熱く語って,説いてやらなければなりません。それなのに,その一番大事な半年間を,自主性に任せて放り出しておいたのでは,9月の入学式に臨む学生達のくたびれた有様が,大きく目に浮かぶのみです。」(p.43)


 ここでは,人間が何を学ぶかは,その人の目的意識が規定するものであるから,受験勉強とは違う大学生としての学びをしっかりしたものにするためには,入学後の3ヵ月の間にこそ,夢と志と使命を熱く語っていく必要がある,と説かれています。東京大学の秋入学制度に伴うギャップタームは,この非常に大切な期間を学生の自然成長性に任せる欠陥があるので,必然的に失敗する,ということでした。

 幸いというか,先の新聞記事にもあったように,秋入学構想は当面見送りが決まったようです。しかし,初期教育の重要性は変わりませんし,現在の大学がこの重要な初期教育をなし得るかどうかは,大いに疑問の残るところです。

 そこで本稿では,大学生になったばかりのみなさんに対して,大学で学問をするためにはどのようなことをしていけばいいのか,特に最初の3ヵ月をどのように過ごせばいいのか,ということを具体的に説いていきたいと思います。先に結論をいってしまうと,まずは,社会的に鍛え合えるような同志・ライバルを見つけることですし,一般教養を学ぶために河合栄治郎『学生に与う』を読み,弁証法を学ぶために三浦つとむ『弁証法はどういう科学か」を学び始めるべきだ,ということになります。詳細は次回以降の連載に説いていきますので,楽しみにしてください。
posted by kyoto.dialectic at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 弁証法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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<講義一覧>

 ・2010年5月例会の報告
 ・2010年6月例会の報告
 ・日本酒を楽しめる店の条件
 ・交響曲の歴史を社会的認識から問う
 ・初心者に説く日本酒を見る視点
 ・『寄席芸人伝』に見る教育論
 ・初学者に説く経済学の歴史の物語
 ・奥村宏『経済学は死んだのか』から考える経済学再生への道
 ・『秘密諜報員ベートーヴェン』から何を学ぶか
 ・時代を拓いた教師を評価する(1)――有田和正氏のユーモア教育の分析
 ・2010年7月例会報告
 ・弁証法から説く消費税増税不可避論の誤り
 ・佐村河内守『交響曲第一番』
 ・観念的二重化への道
 ・このブログの目的とは――毎日更新50日目を迎えて
 ・山登りの効用
 ・21世紀に誕生した真に交響曲の名に値する大交響曲――佐村河内守:交響曲第1番「HIROSHIMA」全曲初演
 ・2010年8月例会報告
 ・各種の日本酒を体系的に説く
 ・「菅・小沢対決」の歴史的な意義を問う
 ・『もしドラ』をいかに読むべきか
 ・現代日本における「国家戦略」の不在を問う
 ・『寄席芸人伝』に学ぶ教師の実力養成の視点
 ・弁証法の学び方の具体を説く
 ・日本歴史の流れにおける荘園の存在意義を問う
 ・わかるとはどういうことか
 ・奥村宏『徹底検証 日本の財界』を手がかりに問う「財界とは何か」
 ・「小沢失脚」謀略を問う
 ・2010年11月例会報告
 ・男前はなぜ得か
 ・平安貴族の政権担当者としての実力を問う
 ・教育学構築につながる教育実践とは
 ・2010年12月例会報告
 ・「法人税5%減税」方針決定の過程的構造を解く
 ・ベートーヴェン「第九」の歴史的位置を問う
 ・年頭言:主体性確立のために「弁証法・認識論」の学びを
 ・法人税減税の必要性を問う
 ・2011年1月例会報告
 ・武士はどのように成立したか
 ・われわれはどのように論文を書いているか
 ・三浦つとむ生誕100年に寄せて
 ・2011年2月例会報告:南郷継正『武道哲学講義U』読書会
 ・TPPは日本に何をもたらすのか
 ・東日本大震災から国家における経済のあり方を問う
 ・『弁証法はどういう科学か』誤植の訂正について
 ・2011年3月例会報告:南郷継正『武道哲学講義V』読書会
 ・新人教師に説く「子ども同士のトラブルにどう対応するか」
 ・三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』誤植一覧
 ・新大学生に説く「大学で何をどう学ぶか」
 ・新大学生に説く「文献・何をいかに読むべきか」
 ・2011年4月例会報告:南郷継正『武道哲学講義W』読書会
 ・三浦つとむ弁証法の歴史的意義を問う
 ・新人教師に説く学級経営の意義と方法
 ・三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出
 ・横須賀壽子さんにお会いして
 ・続・三浦つとむとの出会いにまつわる個人的思い出
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 ・ブログ毎日更新1周年を迎えてその意義を問う
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 ・エンゲルス『空想から科学へ』を読む・補論5ケインズ経済学の歴史的意義について
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 ・『三浦つとむ意志論集』を読む
 ・言語学の構築に向けてどのように研究を進めるのか
 ・一会員による『綜合看護』2013年1号の感想
 ・改訂版・新大学生に説く「大学で何をどう学ぶか」
 ・2013年3月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』序論(前半)を読む
 ・3年目教師としての1年間を実践記録で振り返る
 ・2013年4月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』序論(後半)を読む
 ・新自由主義における「自由」を問う
 ・2013年5月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第一部 東洋の世界(前半)を読む
 ・三浦つとむ「マルクス・レーニン主義に関する本質的な質問」から学ぶ
 ・言語は歴史的にどのように創出されたのか
 ・一会員による『綜合看護』2013年2号の感想
 ・ヒュームの提起した問題にカント、スミスはどのように答えたか
 ・2013年6月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』東洋の世界(後半)を読む
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 ・認知療法における問いの意義を問う
 ・カント歴史哲学へのアダム・スミスの影響を考える
 ・2013年7月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』ギリシアの世界を読む
 ・2013年8月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第三部 ローマの世界を読む
 ・アダム・スミスの哲学体系の全体像を問う
 ・一会員による『綜合看護』2013年3号の感想
 ・初任者に説く学級経営の基本
 ・カウンセリング上達過程における事例検討の意義
 ・文法家列伝:古代ギリシャ編
 ・ヒューム『政治論集』抄訳
 ・2013年9月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第四部 ゲルマンの世界を読む
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 ・2013年10月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』「第4部 ゲルマンの世界」第2篇を読む
 ・戦後日本の学力論の流れを概観する
 ・一会員による『育児の生理学』の感想
 ・文法家列伝:古代ローマ・中世編
 ・2013年11月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』第4部 ゲルマンの世界 第3篇を読む
 ・古代ギリシャ経済の歴史を概観する
 ・2013年12月例会報告:ヘーゲル『歴史哲学』のまとめ
 ・ヘルバルト教育学の全体像を概観する
 ・年頭言:歴史を切り拓く学問の創出を目指して
 ・歴史的な岐路に立つ世界と日本を問う
 ・一会員による『綜合看護』2013年4号の感想
 ・一会員による2013年の振り返りと2014年の展望
 ・ヘーゲル『歴史哲学』を読む
 ・2014年1月例会報告:学問(哲学)の歴史の全体像について
 ・一会員による『学城』第10号の感想
 ・世界歴史の流れを概観する
 ・現代の言語道具説批判――言語規範とは何か
 ・2014年2月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第3〜11章
 ・ヘルバルト『一般教育学』を読む
 ・新大学生へ説く「大学で何をどのように学んでいくべきか」
 ・2014年3月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第12〜14章
 ・三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』学習会を振り返る
 ・『育児の認識学』は三浦認識論をいかに発展させたか――一会員による『育児の認識学』の感想
 ・2014年4月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第15〜19章
 ・4年目教師としての1年間を実践記録で振りかえる
 ・文法家列伝:『ポール・ロワイヤル文法』編
 ・2014年5月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第20〜26章
 ・道徳教育の観点から見る古代ギリシャの教育と教育思想
 ・古代ギリシャの経済思想を問う
 ・半年間の育児を振り返る
 ・2014年6月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第27〜33章
 ・現代の言語道具説批判・補論――「言語道具説批判」に欠けたるものとは
 ・心理士が医学から学ぶこと――一会員による『医学教育 概論(1)』の感想
 ・アダム・スミス「天文学史」を読む
 ・現代の言語道具説批判2――言語道具説とは何か
 ・2014年7月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第34〜38章
 ・道徳教育の観点から見る中世の教育と教育思想
 ・もう一人の自分を育てる心理療法
 ・2014年8月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第39〜40章
 ・アダム・スミス「外部感覚論」を読む
 ・文法家列伝:ジョン・ロック編
 ・一会員による『学城』第11号の感想
 ・夏目漱石を読む@――坊っちゃん、吾輩は猫である、草枕
 ・2014年9月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第41〜43章
 ・ルソーとカントの道徳教育思想を概観する
 ・アダム・スミスは『修辞学・文学講義』で何を論じたか
 ・全てを強烈な目的意識に収斂させる――一会員による『医学教育概論の実践』の感想
 ・2014年10月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第44〜45章
 ・精神障害の弁証法的分類へ向けた試み
 ・シュリーマン『古代への情熱』から何を学ぶか
 ・2014年11月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』第46章
 ・一年間の育児を振り返る
 ・近代ドイツにおける教育学の流れを概観する
 ・2014年12月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』のまとめ
 ・年頭言:弁証法・認識論を武器に学問の新たな段階を切り開く
 ・「戦後70年」を迎える日本をどうみるか
 ・哲学の歴史の流れを概観する
 ・『ビリギャル』から何を学ぶべきか
 ・必要な事実を取り出すとは――一会員による『医学教育 概論(2)』の感想
 ・2015年1月例会報告:南郷継正「武道哲学講義X」
 ・夏目漱石を読むA――二百十日、野分、虞美人草、坑夫
 ・アダム・スミスは古代ギリシャ哲学史から何を学んだのか
 ・マインドフルネスを認識論的に説く
 ・道徳思想の歴史を概観する
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部の要約
 ・弁証法的に学ぶとはいかなることか――一会員による『医学教育 概論(3)』の感想
 ・一会員による『学城』第1号の感想
 ・新大学生への訴え
 ・2015年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論A
 ・心理職の国家資格化を問う
 ・5年目教師としての1年間を実践記録で振り返る
 ・文法家列伝:時枝誠記編
 ・2015年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』哲学史の序論B、C、東洋哲学
 ・夏目漱石を読むB――三四郎、それから、門
 ・臨床心理学のあるべき姿を考える――一会員による『医学教育 概論(4)』の感想
 ・アダム・スミス「模倣芸術論」を読む
 ・デューイの教育論の歴史的な意義を問う―『学校と社会』を通して
 ・2015年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ギリシア哲学史の序論、イオニア派の哲学、ピュタゴラスとピュタゴラス派
 ・高木彬光『邪馬台国の秘密』を認識論から読み解く
 ・一会員による『学城』第12号の感想
 ・2015年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エレア派〜ヘラクレイトス
 ・何故言語学の創出が必要か―一会員による2015年上半期の振り返り
 ・事実と論理ののぼりおり――一会員による『医学教育 概論(5)』の感想
 ・夏目漱石を読むC――彼岸過迄、行人、こころ
 ・2015年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エムペドクレス〜アナクサゴラス
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(上)
 ・デューイ教育論の歴史的意義を問う―『民主主義と教育』をとおして
 ・2015年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソフィスト派・ソクラテス
 ・アダム・スミス『法学講義』を読む
 ・学問上達論とは何か――一会員による『哲学・論理学研究(1)』の感想
 ・2015年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソクラテス派、プラトン
 ・庄司和晃追悼論文―庄司和晃の歩みはいかなるもので、何を成し遂げたか
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部第4章の要約
 ・一会員による『学城』第2号の感想
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(下)
 ・夏目漱石を読むD――道草、明暗
 ・2015年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』プラトン 弁証法、自然哲学、精神の哲学
 ・ナイチンゲール看護論を心理臨床に活かす――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(1)』の感想
 ・文法家列伝:時枝誠記編(補論)
 ・英語教育改革を問う―『英語化は愚民化』書評―
 ・2015年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレスの形而上学,自然哲学
 ・2年間の育児を振り返る
 ・2015年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレス(精神の哲学・論理学)
 ・年頭言:歴史的岐路における道標としての学問の創出を目指して
 ・安保法制をめぐる議論から日本の課題を問う
 ・図式化にはどのような効用があるのか
 ・看護師と臨床心理士に共通した学び方――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(2)』の感想
 ・2016年1月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ストア派の哲学、エピクロスの哲学
 ・ケネー『経済表』を読む
 ・SSTを技化の論理で説く
 ・一会員による『学城』第13号の感想
 ・2016年2月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新アカデメイア派、スケプシス派
 ・心理士教育はいかにあるべきか――一会員による『医学教育 概論(6)』の感想
 ・仮説実験授業を問う―アクティブ・ラーニングの観点から―
 ・一会員による『学城』第3号の感想
 ・新大学生に与える
 ・2016年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新プラトン派
 ・6年目教師としての1年間を実践記録で振り返る―学級崩壊への過程を説く
 ・2016年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』中世哲学序論〜スコラ哲学
 ・専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想
 ・比較言語学誕生の歴史的必然性を問う
 ・『吉本隆明の経済学』を読む
 ・2016年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』学問の復興
 ・ブリーフセラピーを認識論的に説く
 ・夏目漱石の思想を問う
 ・コメニウスの歴史的意義を問う―『大教授学』をとおして
 ・オバマ米大統領の「広島演説」を問う
 ・2016年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』近代哲学の黎明
 ・心理士の上達に必須の条件――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(4)』の感想
 ・夏目漱石の中・長編小説を読む
 ・2016年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』デカルト・スピノザ
 ・改訂版・観念的二重化への道
 ・ロックの教育論から何を学ぶべきか
 ・文法家列伝:ソシュール編
 ・2016年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』「悟性形而上学」第二部・第三部
 ・どうすれば科学的な実践が可能となるか――一会員による『科学的な看護実践とは何か(上)』の感想
 ・夏目漱石『明暗』の構造と結末を問う
 ・ルソーの教育論の歴史的意義を問う
 ・2016年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』バークリー〜ドイツの啓蒙思潮
 ・高校生に説く立憲主義の歴史
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』を読む
 ・2016年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ヤコービ、カント
 ・専門家教育には何が必要か――一会員による『科学的な看護実践とは何か(下)』の感想
 ・アダム・スミス『国富論』を読む
 ・2016年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』フィヒテ,シェリング,結語
 ・3年間の育児を振り返る
 ・近代教育学の成立過程を概観する
 ・2016年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』のまとめ
 ・年頭言:機関誌の発刊を目指して
 ・激動する世界情勢を問う
 ・『障害児教育の方法論を問う』から何を学ぶべきか―一会員による感想
 ・一会員による『学城』第4号の感想
 ・2017年1月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』、ヘーゲル『哲学史』におけるカント『純粋理性批判』
 ・斎藤公子の保育実践とその背景を問う
 ・認識の形成がうまくいくための条件とは何か?――一会員による『“夢”講義(1)』の感想
 ・本来の科学的な教育とは何か
 ・2017年2月例会報告:カント『純粋理性批判』序文
 ・システムズアプローチを弁証法から説く
 ・一会員による『学城』第14号の感想
 ・ルソー『学問芸術論』を読む
 ・新大学生に説く「大学では何を如何に学ぶべきか」
 ・2017年3月例会報告:カント『純粋理性批判』緒言
 ・斉藤喜博から何を学ぶべきか
 ・重層弁証法を学ぶ――一会員による『“夢”講義(2)』の感想
 ・小中一貫教育を問う
 ・ヘーゲル『哲学史』を読む
 ・2017年4月例会報告: カント『純粋理性批判』先験的感性論
 ・文法家列伝:宮下眞二編
 ・改訂版 心理療法における外在化の意義を問う
 ・マルクス思想の原点を問う
 ・2017年5月例会報告:カント『純粋理性批判』先験的論理学の構想その他
 ・弁証法が技化した頭脳活動を味わう――一会員による『“夢”講義(3)』の感想
 ・教育の政治的中立性を問う
 ・日本経済の歴史を概観する