2012年05月02日

科学者列伝:ヘレニズム・ローマ・イスラム編(2/3)

(2)ガレノス

 今回は,シュテーリヒによっても「何よりもまた体系家,真に百科全書的な頭の持ち主であり,古代の解剖学や医学の全知識を統一し体系化した」(『西洋科学史T』p.263)と評価されている古代ローマの医学者・ガレノスを紹介したいと思います。

 ガレノスの生きた時代は,パクス・ロマーナと呼ばれるローマ帝国の最盛期=五賢帝時代の最後から衰退期にかけての時代でした。ここでも時代の黄昏に,ミネルヴァの梟=学問が飛び立ったということができるかもしれません。すなわち,医学の領域でこの時代としては知見が出揃い,あとは体系化するだけだというような時代的な必然性があったのかもしれません。

 ガレノスは,129年,小アジアの文化都市ペルガモン(現在のトルコのベルガマ)で生を受けました。父親は高い教育を受け,深い教養のあった建築家であり,地主でもありました。そのような父ニコンから,ガレノスは文学や文法,幾何学や哲学の基礎を学びました。15歳頃に既に哲学を修めており,アリストテレスに深く私淑したといわれています。18歳頃までは,当時の最高レベルの先生について,当時の代表的な哲学をすべて学んだそうです。このように,専門の医学を勉強しはじめるまでに,古代ギリシャ最大の遺産であるアリストテレスの哲学をはじめ,当時の全学的文化遺産を学んだことが,後の医学体系の創出につながったのは間違いありません。このあたりの事情については,瀬江千史『医学の復権』(現代社)に一般教養の重要性ということで説かれていますので,ぜひ参照してください。

 20歳になったガレノスは,当時の文化の中心地であったアレクサンドリアを訪れ,5〜9年ほど医学の研鑽に没頭します。その後故郷に帰り,剣闘士を見る医師になりました。この経験は非常に重要だったと思われます。当時は死体の解剖がタブーとされており,なかなか人間の内部の構造を調べることができませんでした。そのため,人間の代わりにサルや豚を解剖して,筋肉の組織や内臓を研究したといわれています。そんな時代にあって,剣闘士の医師を務めたのは,貴重な体験だったはずです。なぜなら,剣闘士の傷口の内部を見て学べる機会をもつことができたからです。

 その後,ローマに赴いたガレノスは,貴族の治療にあたります。そんな中,偶然出会ったある大学者の,当時不治とされていた病気を治します。そのことで急に評判になり,ついに時の皇帝マルクス・アウレリウスに召し抱えられるようになります。こうして皇帝の侍医になったガレノスは,一時帰郷したこともあるようですが,基本的にはローマで過ごし,医学の研鑽に励みました。

 「ガレノス」というギリシャ語は,もともと「おだやかさ」を意味したようですが,ガレノス自身はおだやかとは正反対の性格だったといわれています。非常に傲慢で尊大であり,論争好きだったようです。この論争ということが,彼の医学体系を創出する上で,一つのポイントだったと考えられます。アリストテレスに私淑していたガレノスは,古代ギリシャの弁証の方法をしっかり学びとり,自らも論的と討論をくり返すことによって次第次第に論理的な実力を養成していったのでしょう。論争によって,古代ギリシャから帝政ローマに至るまでの病に関する知見や医療実戦の経験の蓄積をしっかり自分のものにしていき,その中の誤りを排除しつつ,論理的に筋の通った体系にまとめていったと思われます。その時代性ゆえに思弁を含んでいるとはいえ,医学体系を構築することが可能となったのは,論争を媒介としてだったといえるでしょう。

 ガレノスは非常に膨大な著作を書いたといわれています。ギリシャ語の論文を500編書いたとされ,その中には医学関連の他に,修辞学,文法,劇作,哲学の論文も含まれていたと伝えられています。その中の200編以上が現在にまで伝わっています。それは,20巻にもなるほどの分量です。以下に,ネット上にあったガレノスの著作一覧を引用しておきます。


ガレノス研究の新ラウンジ」より

『医学のすすめ』
『最良の学説について』
『最良の医師は哲学者でもあること』
『初学者のための諸学派について』
『最良の学派について』 (偽作?)
『医術の構成について』
『医術』
『ヒポクラテスによる元素について』
『混合について』
『自然の諸力について』
『解剖の手順について』
『骨について』
『血管の解剖について』
『神経の解剖について』
『嗅覚の器官について』
『子宮の解剖について』
『各部位の用途について』
『各部位の用途について』
『筋肉の動きについて』
『呼吸の原因について』
『呼吸の有用性について』
『精液について』
『胎児の形成について』
『血液は血管の中に含まれるのか』
『我々の身体の最良の構成について』
『良い習慣について』
『自然の諸力の実体について』
( = 『我が見解について』の一部)
『霊魂の諸作用は身体の混合に左右されること』
『霊魂が受けるダメージを知り、治療することについて』
『霊魂の不全を知り、治療することについて』
『黒胆汁について』
『脈の用途について』
『ヒポクラテスとプラトンの学説について』
『保健は医学か運動のどちらか?』
『小球を使った運動について』(偽作?)
『健康を維持することについて』
『食物の諸力について』
『食物の良い・悪い水分について』
『夢の診断について』
『病気の種類について』
『病気の原因について』
『諸症状の違いについて』
『諸症状の原因について』
『熱の違いについて』
『病気の経過について』
『全体的な病の経過について』
『充満について』
『震え、動悸、痙攣、硬直について』
『ヒポクラテスによる昏睡状態について』
『麻痺状態について』
『非自然的な腫瘍について』
『不均衡な状態について』
『呼吸困難について』
『ラ患した部位について』
『初学者のための脈について』
『脈の違いについて』
『脈見について』
『脈の原因について』
『脈から予見について』
『脈についての概略』(偽作?)
『発作について』
『分利日について』
『治療法について』
『グラウコンへの治療法について』
『瀉血について』
『エラジストラトス派に対する瀉血について』
『瀉血による治療の理論について』
『下剤の諸力について』
『癲癇の少年の治療案内』
『単体薬の諸力について』
『単体薬の諸力について』
『場所による薬剤の複合について』
『場所による薬剤の複合について』
『類による薬剤の複合について』
『解毒剤について』
『毒に対する特効薬について』 (偽作?)
『簡単な治療について』 (偽作)
『言あるソフィズムについて』
『エピゲネスのための予後判断について』
『概論あるいは医師』 (偽作)
『ヒポクラテス「人間の本性について」注解』
『ヒポクラテス「健全な食物の理について」注解』
『ヒポクラテス「食物について」注解』(偽作)
『ヒポクラテス「急病の食物について」注解』
『ヒポクラテス「体液について」注解』
『ヒポクラテス「予言」注解』
『ヒポクラテス「伝染病」注解』
『ヒポクラテス「伝染病」注解』
『ヒポクラテス「アフォリスム」注解』
『ヒポクラテス「アフォリスム」注解』
『リュコス反駁』
『ユリアノス反駁』
『ヒポクラテス「関節について」注解』
『包帯について』 (偽作?)
『ガレノスの「包帯について」注解から』
『ヒポクラテス「予後判断」注解』
『ヒポクラテス「骨折について」注解』
『ヒポクラテス「医師の仕事について」注解』
『筋肉の解剖について』
『いかにして仮病を見抜くか』
『我が著作について』
『我が著作の順番について』
『語彙集』 (偽作?)
『動物は子宮の中で生きているか』(偽作)
『ヒポクラテスの見解における急病における食物の理について』 (偽作)
『哲学の歴史』 (偽作)
『医学的定義群』 (偽作)
『質は非物体的であること』
『体液について』 (偽作)
『予見について』 (偽作)
『真の予知について』 (偽作)
『瀉血について』 (偽作)
『尿について』 (偽作)
『尿について概論』 (偽作)
『ヒポクラテスとガレノスにおける尿について』 (偽作)
『アントニウス宛の脈について』 (偽作)
『事物の被作用性について』 (偽作)
『メランコリーについて』 (偽作)
『重さと長さについて』 (偽作)



 こうして眺めてみると,その膨大さに圧倒されます。と同時に,非常に体系的な配列になっていることもうかがえます。すなわち,初めに医学概論があり,そのあとは人体の各器官の構造や働きを論じる生理学(当時は生理学と解剖学は未分化だったと考えられます),そして病気についての理論である病理学,さらに両者を踏まえての治療法という大きな流れが見えてきます。『我が著作の順番について』という著作もあり,このような順番は,ガレノス自身が意図したものであることが分かります。瀬江千史先生が措定された医学の構造論が,2000年近くも前に直観的に予言されていたといっても過言ではないかもしれません。

 ガレノスの業績に関しては,百科事典には次のようにまとめられています。

「ヒッポクラテスを〈神のごとき人〉として最も高く評価し,《ヒッポクラテス全集》のいくつもの著作に詳細な注解を施した。後世のヒッポクラテスに対する評価もガレノスに負うところが少なくない。彼はヒッポクラテス医学を基礎として,過去の医学的成果を批判的に総合すると同時に,自らの解剖学的知見と哲学的理論によって,学問的な一大体系としての医学を築き上げようとした。解剖学では,動物解剖に基づいて脳神経系,筋肉,眼,骨などについてすぐれた成果をあげた。ことに神経の結紮や脊髄の切断による生体実験は注目に値する。しかし人体解剖を行わなかったことや自らの理論への固執から,誤った記述も少なくない。生理学・病理学においては,プラトンの魂三部分説を継承し,肝臓・心臓・脳を生命活動の中枢と考え,また,温冷乾湿の四性質のバランスが身体の機能を決定するという伝統的な観念とともに,《ヒッポクラテス全集》の〈人間の自然性について〉に由来する血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁という四体液の説を継承し発展させた。動脈にはプネウマ(気体状の物質)が流れているとするエラシストラトスの説を批判し,血液が流れていることを実験によって示したが,彼もエラシストラトスと同じく,心臓から発して熱と生命力を伝達する〈生命のプネウマ〉と,脳に位置し感覚と精神作用をつかさどる〈魂のプネウマ〉の存在を認め,複雑な脈管系と呼吸の理論を展開した。心臓や脈管系についてもすぐれた記述を残しているが,血液循環には思いいたらなかった。なお,後に定式化されるように,肝臓に位置する〈自然のプネウマ〉にも言及しているが,これは彼の生理学においては未だ独立した役割を果たしていない。」(『世界大百科事典』平凡社)


 この中で説かれているように,ガレノスはヒポクラテスの遺産をしっかりと継承しながら,自らの体系を構築していきました。彼の生理学の中心はプネウマ説でした。ここから,各器官の機能を筋を通して説いていきました。また,「血液循環には思いいたらなかった」とありますが,その一歩手前までは迫っていました。というのは,ガレノスは,血液は心臓を中心に静脈と動脈の中を潮が満ち引きするように,行ったり来たりすると考えていたからです。17世紀にハーベイが唱えた血液循環説の一歩手前まで到達していたとはいえ,その一歩には数千年がかかったことになります。

 ガレノスの医学体系は非常にしっかりしていたために,16世紀まで,ほとんど無傷のまま権威を保っていました。シュテーリヒも以下のように説いています。

「西欧の全医学界に対するガレノスの仕事の関係は,ヒッパルコス=プトレマイオスの体系が天文学に,またプトレマイオスの地図や仕事が地理学に対する関係とそっくりだ。16世紀や17世紀になっても,またある点では19世紀になっても,あいかわらずそんなふうであった。なんと1821年から1833年にかけて,ライプツィヒでガレノスの著作が22巻ものとして刊行されたが,これがけっして歴史的研究のためというのでなく,医者の教育をめざすものなのであった。」(『西洋科学史T』p.263)


 ガレノスの著作が解剖学のベサリウス,生理学のハーベイが出現するまでは絶対的な権威として,その後も圧倒的な影響力のある医学者として,ヨーロッパ世界に受け入れられていたのは,それだけガレノスの医学体系が見事であり,反駁の余地のないものと考えられていたからだといえます。体系化された学問の実力に圧倒されざるをえない事例だといえるでしょう。
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 ・夏目漱石を読むC――彼岸過迄、行人、こころ
 ・2015年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』エムペドクレス〜アナクサゴラス
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(上)
 ・デューイ教育論の歴史的意義を問う―『民主主義と教育』をとおして
 ・2015年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソフィスト派・ソクラテス
 ・アダム・スミス『法学講義』を読む
 ・学問上達論とは何か――一会員による『哲学・論理学研究(1)』の感想
 ・2015年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ソクラテス派、プラトン
 ・庄司和晃追悼論文―庄司和晃の歩みはいかなるもので、何を成し遂げたか
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』第1部第4章の要約
 ・一会員による『学城』第2号の感想
 ・フロイト『精神分析入門』を読む(下)
 ・夏目漱石を読むD――道草、明暗
 ・2015年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』プラトン 弁証法、自然哲学、精神の哲学
 ・ナイチンゲール看護論を心理臨床に活かす――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(1)』の感想
 ・文法家列伝:時枝誠記編(補論)
 ・英語教育改革を問う―『英語化は愚民化』書評―
 ・2015年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレスの形而上学,自然哲学
 ・2年間の育児を振り返る
 ・2015年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』アリストテレス(精神の哲学・論理学)
 ・年頭言:歴史的岐路における道標としての学問の創出を目指して
 ・安保法制をめぐる議論から日本の課題を問う
 ・図式化にはどのような効用があるのか
 ・看護師と臨床心理士に共通した学び方――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(2)』の感想
 ・2016年1月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ストア派の哲学、エピクロスの哲学
 ・ケネー『経済表』を読む
 ・SSTを技化の論理で説く
 ・一会員による『学城』第13号の感想
 ・2016年2月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新アカデメイア派、スケプシス派
 ・心理士教育はいかにあるべきか――一会員による『医学教育 概論(6)』の感想
 ・仮説実験授業を問う―アクティブ・ラーニングの観点から―
 ・一会員による『学城』第3号の感想
 ・新大学生に与える
 ・2016年3月例会報告:ヘーゲル『哲学史』新プラトン派
 ・6年目教師としての1年間を実践記録で振り返る―学級崩壊への過程を説く
 ・2016年4月例会報告:ヘーゲル『哲学史』中世哲学序論〜スコラ哲学
 ・専門家のあり方を問う――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(3)』の感想
 ・比較言語学誕生の歴史的必然性を問う
 ・『吉本隆明の経済学』を読む
 ・2016年5月例会報告:ヘーゲル『哲学史』学問の復興
 ・ブリーフセラピーを認識論的に説く
 ・夏目漱石の思想を問う
 ・コメニウスの歴史的意義を問う―『大教授学』をとおして
 ・オバマ米大統領の「広島演説」を問う
 ・2016年6月例会報告:ヘーゲル『哲学史』近代哲学の黎明
 ・心理士の上達に必須の条件――一会員による『初学者のための『看護覚え書』(4)』の感想
 ・夏目漱石の中・長編小説を読む
 ・2016年7月例会報告:ヘーゲル『哲学史』デカルト・スピノザ
 ・改訂版・観念的二重化への道
 ・ロックの教育論から何を学ぶべきか
 ・文法家列伝:ソシュール編
 ・2016年8月例会報告:ヘーゲル『哲学史』「悟性形而上学」第二部・第三部
 ・どうすれば科学的な実践が可能となるか――一会員による『科学的な看護実践とは何か(上)』の感想
 ・夏目漱石『明暗』の構造と結末を問う
 ・ルソーの教育論の歴史的意義を問う
 ・2016年9月例会報告:ヘーゲル『哲学史』バークリー〜ドイツの啓蒙思潮
 ・高校生に説く立憲主義の歴史
 ・三浦つとむ『認識と言語の理論』を読む
 ・2016年10月例会報告:ヘーゲル『哲学史』ヤコービ、カント
 ・専門家教育には何が必要か――一会員による『科学的な看護実践とは何か(下)』の感想
 ・アダム・スミス『国富論』を読む
 ・2016年11月例会報告:ヘーゲル『哲学史』フィヒテ,シェリング,結語
 ・3年間の育児を振り返る
 ・近代教育学の成立過程を概観する
 ・2016年12月例会報告:ヘーゲル『哲学史』のまとめ
 ・年頭言:機関誌の発刊を目指して
 ・激動する世界情勢を問う
 ・『障害児教育の方法論を問う』から何を学ぶべきか―一会員による感想
 ・一会員による『学城』第4号の感想
 ・2017年1月例会報告:シュヴェーグラー『西洋哲学史』、ヘーゲル『哲学史』におけるカント『純粋理性批判』
 ・斎藤公子の保育実践とその背景を問う
 ・認識の形成がうまくいくための条件とは何か?――一会員による『“夢”講義(1)』の感想
 ・本来の科学的な教育とは何か
 ・2017年2月例会報告:カント『純粋理性批判』序文
 ・システムズアプローチを弁証法から説く
 ・一会員による『学城』第14号の感想
 ・ルソー『学問芸術論』を読む
 ・新大学生に説く「大学では何を如何に学ぶべきか」
 ・2017年3月例会報告:カント『純粋理性批判』緒言
 ・斉藤喜博から何を学ぶべきか
 ・重層弁証法を学ぶ――一会員による『“夢”講義(2)』の感想
 ・小中一貫教育を問う
 ・ヘーゲル『哲学史』を読む
 ・2017年4月例会報告: カント『純粋理性批判』先験的感性論
 ・文法家列伝:宮下眞二編
 ・改訂版 心理療法における外在化の意義を問う
 ・マルクス思想の原点を問う
 ・2017年5月例会報告:カント『純粋理性批判』先験的論理学の構想その他
 ・弁証法が技化した頭脳活動を味わう――一会員による『“夢”講義(3)』の感想
 ・教育の政治的中立性を問う
 ・日本経済の歴史を概観する
 ・2017年6月例会報告:カント『純粋理性批判』純粋悟性概念の演繹
 ・一会員による『学城』第15号の感想
 ・改訂版 続・心理療法における外在化の意義を問う
 ・2017年7月例会報告:カント『純粋理性批判』原則の分析論 緒言〜第2章第3節2
 ・ルソー『人間不平等起原論』の歴史的意義を問う
 ・夢の解明に必須の学問を学ぶ――一会員による『“夢”講義(4)』の感想
 ・ヒュームの経済思想――『政治論集』を読む
 ・現代日本の政治家の“失言”を問う
 ・2017年8月例会報告:カント『純粋理性批判』経験の類推
 ・障害児の子育ての1年間を振り返る
 ・新しい国家資格・公認心理師を問う
 ・経済学の原点を問う――哲学者としてのアダム・スミス
 ・2017年9月例会報告:カント『純粋理性批判』経験的思惟一般の公準その他
 ・徒然なるままに――40歳を迎えて
 ・過程的構造とは何か――一会員による『“夢”講義(5)』の感想
 ・〔改訂版〕新自由主義における「自由」を問う
 ・2017年10月例会報告:カント『純粋理性批判』反省概念の二義性
 ・続・徒然なるままに――40歳を迎えて
 ・教育実習生に説く人間観の歴史
 ・2017年11月例会報告:カント『純粋理性批判』先験的弁証論 緒言・第一篇
 ・南郷継正の人生は弁証法の弁証法的発展である――一会員による『“夢”講義(6)』の感想
 ・改訂版・初学者に説く経済学の歴史
 ・2017年12月例会報告:カント『純粋理性批判』序文と緒言